Fishing Reminiscence

回想録:記録更新の銀毛/font>
長野県上小漁協管区 千曲川


2004.6.4


この日も朝がけであった。ここは、ワンドになっていて、よく餌釣り師が入る。しかも、2本の釣り竿を出して、ぶっ込み釣りだ。餌釣り師がいない時でないと入れません。先日、その餌釣り師と知り合いになり、私は9時までルアーをやりたいから、それ以降に来てほしいなとリクエストした。そのかわり、釣った魚は差し上げると。しかし、実際にはリリースしてバラしたことにしたのですが。まず、スプーンのダウンクロスキャストからのドリフトターンで来た!いつものヘッドシェイクとちょっと違う。ランディングしてみると、30cm ジャストのイワナ(これは餌師に差し上げた)。そして、次は、デープダイバーを結び、堰堤の白泡帯にアップキャストし、リトリーブ。5回目のキャストで手前の底岩を通過する時にグンと引ったくられて、激しい抵抗ヘッドシェイク。一目散に水際に駆け寄りランディングした。引きの強さに殺気立っていた。おそらく、目が血走っていたはず。この魚体の美しさに見とれたことを思い出す。これは、リリースした。

本流イワナ 30cm。
 
叉長 34 cm の本流銀毛ヤマメ
この日は、続きがある。ここでかなり移動して、砂地に柳の生い茂るワンドの先端に立ち、木陰から沖の岩に向かってキャスト。なにげなく、リトリーブをくり返していた。ウグイのライズがあるので、最後にウグイでも釣ろうかとスプーン 3.5 g を結び、クロスキャストからのリトリーブをくり返していると回収真際に水面が盛り上がり、ザバーン!!とドルフィンのように食い付く何か!あっけにとられ、頭が真っ白になった。あれは、ヤマメか?その後、何度キャストしても返答はなかった。よ〜し、翌日再挑戦してみよう。ということでしっぽを巻いて退散した。翌日に種を残したのだ。

使用タックル

ロッド:BSL-60SL
リール:トーナメント 2500 C
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
使用ルアー:ヘブン 5g、ラピッドディープ 60 SP


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