Fishing Reminiscence

回想録:飽食野郎の本流ヤマメ
長野県上小漁協管区 千曲川


2004.5.27


さて、前日に味をしめ、この日も仕事前に本流をチェックした。写真を見れば分かるが決して早い時刻ではない。私って不良社会人ですね、ほんまに。まず、堰堤の白泡帯にダウンクロスでスプーンをキャストしドリフトさせつつリトリーブすると、1尾目の本流ヤマメがバイトした。これも激しくヘッドシェイクしたが、無事ランディングできた。いいところにフッキングできている。さらに、場所を変えて1時間キャスト。アップクロスの遠投で遠いがヒット、即座に水面に突き抜ける極太ヤマメが見えた。重いのである。なので、泳ぎはやや下手くそで助かった。ランディングして明らかになったのは、太り過ぎ。驚く程太ってるので、これはキープして腹の中を調べました。9センチ程のアユやオイカワが 9 尾も入っていました。このあと、食べ方ですが、このあたりの千曲川で釣った魚は千曲川独特のにおいがある。私は、墨汁みたいな匂いと感じている。この匂い、川によって違う。プランクトンや微生物に由来する香りである。四万十川の魚の香りはたいそう良いと聞きました。千曲川はそれほどではありません。私はむしろ気になります。そこで、本流魚を食べる時は酢じめや薫製にして食べます。旨味が増し、匂いが消えます。

この日1尾目の銀毛。29 cm。
 
2尾目の 26.5 cm だがヘビーな銀毛。うっすらとパーマークが残る。
驚く程太ってるので、これはキープして腹の中を調べました。
9センチ程のアユやオイカワが 9 尾も入っていました。
食べ方は、酢じめ(千曲川臭さが抜ける)のマス寿司にしました。


使用タックル

ロッド:BSL-60SL
リール:トーナメント 2500 C
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
使用ルアー:ピュア 3.5g、ヘブン 5g


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