記事タイトル：ゾンビだった息子�� |
夏休みも終わり２学期になりました。 その頃には息子に期待をするのを諦めていました。 あとからがっかりするだけでしたから。 思ったとおり２学期になっても全く行く気配はありませんでした。 息子が不登校になってから１年が経とうとしていました。 私はもう限界でした。 そんな時、息子の同級生のお母さんが高校の講演会に参加し資料をもらって 来てくれました。 なんだろうと見てみるとそれは長田先生の講演会の資料でした。 さっそく資料に載っていた長田先生の本を取り寄せました。 私は一気に読みました。頭をかなづちで殴られたような衝撃でした。 そして芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ではないですけど 私の目の前に一本の細くて白い蜘蛛の糸がするすると降りてきたような 感覚がしました。私は必死でしがみつきました。これで地獄から抜け出せると。 私のつかんだ蜘蛛の糸はすうっと上にあがって行きました。[2007/10/23 21:35:50]