記事タイトル:自分がお子様だった 


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お名前: ひろき母   
みつさん、克典母さん、レスありがとう。
そうです。母は母で、大変な人生の中で子育てしていたのです。
母にとっても、甘やかしてしまうことは、母にとって精一杯だったのでしょう。
今は、母とは大人の友人同士のような関係でお互いの人生を話し合い、自分の残った人生をいかに有意義に生きていくかをお互いに見守っています。

自分が苦しくなったときは、親の良いところ、悪いところ5つずつあげるといいといいます。
いいところは、たぶん自分も受け継いでいるところ、悪いと思っていることは自分が
それを学ぶために生まれてきたということだそうです。

今の私は母から見習いたいことがまだまだいっぱいあります。
みんな、それぞれのくせはあっても一生懸命育てられたから、ひとつの命として成立していると心から思います。
父も母も大好きです。
[2007/10/08 18:30:52]

お名前: 克典 母   
私も正に、お子様で育ちました。
その上、小学校に上がるまで、一人っ子。
妹の結果をみても、私自身に問題が多々あると、自覚します。
でも親はやはり大好きですし、大切です。
ただ、この連鎖に気付いた以上、断ち切りたい…絶対。

そう、気付ける私に育ててくれたのは、やはり母です。
[2007/10/08 15:52:58]

お名前: みつ   
ひろき母さん、正直なコメントありがとうございます。

多分、バブル期に青春を過したと思われるひろき母さんのように、
世代に関係なく、お子様で育った人はたくさんいます。
私もそうです。

そのつけはまわってきました。
子どもが問題を持つことによって・・
おっしゃるとおり、
すべては気づくことから始ます。

気づいて、直し、失敗し、また気づく・・・
その繰り返しです。
失敗が大いなる次のステップのために
必要不可欠の
ことであったと気づくことも・・・
[2007/10/07 18:52:50]

お名前: ひろき母   
私は、最近、自分がどれだけ甘やかされて過保護に「お子様」で育ったのかということを改めて実感しました。

うちの母は、私にとって幼いころ怖い存在だと思っていました。
しかし、機関銃のように口うるさいくいつもやかましいわりには、「母ちゃんは女中か!」と半分情けなさから感情的に言ってましたが、
私がやるべきこともすべて文句を言いながらやってくれました。私は、子供は勉強だけしていればいいと、実は親をなめて甘えに甘えて暮らしていました。
家庭においてのしつけ全般について私は、やるべきことをやる能力が育ちませんでした。

外での人とのコミュニケーションは家庭の中で甘えてはいたけれど、心は安定していたし、親に悩みなど相談しませんでしたので、人並みの能力はついたとは思います。

勉強だけは、母は自分が得意でなかったので「しなければ自分が困るだけ」と言って何も干渉も過保護もされなかったので、ちゃんとやりました。

決定的だったのは父親不在です。
私にとって父親は、兄弟のような存在でした。
怖くもないし、父自身が私に対して関心がなかったので、都合よくお小遣いをもらえる兄のような感覚でした。

大人になってもちろん、親の苦労もわかりましたが、本当の愛情とは、手をかけず目をかけ、子供が自分の行動の主体となって責任もって行動できるようにしつけることだと痛感しています。

甘やかされて育った子である私は、甘えた結婚生活、何も信念なくその場その場をしのぐ無責任、過保護な子育ての結果、子供が暴力を振るうことによってそれをつきつけてくれたのだと思います。
子育てが中途半端になったのも、何事も人様でなく「自分中心」だったからです。

結婚している間、自分の育った家庭が愛ある最良の家庭だと信じきっていました。だから私は、結婚してまでなお、お子様状態でいて、否定されるとムキになり、自分以外に原因を探し、屁理屈こねて正当性を主張したり、いじけたりしてのだろうと思います。
とにかく、ぬくぬくと問題なく育ったので否定されることへのうたれ弱さといったらありません。

まさにお子様の結婚だったと痛感しています。
それでは別れることになったのは、当然であったし
逆に別れて次男に問題が起きなければ、私はこのことに一生きづきませんでした。
いつまでも親に、まわりに甘え続けたことでしょう。

気づいても、自分を変えるのはそう簡単なものではありません。
もちろん、それを親のせいにしているわけではありあません。
そういう状態の自分を客観的にみて、「こんなのでは、人としてだめだ!」と自分から変るチャンスはいつでもあったのに気づきもしなかったのは自己責任です。

昨日の野口先生の塾でもお話がありましたが、「子供のころ身につけた作法は人を一生幸せにするお守り」だと。
長年、子供のころから身につけた甘え癖は、一生なかなかなおりません。
逃げても、結局は自分が腹をくくっていかなければ、次にはすすめないことは子供のことで学べました。
しかし、甘え癖、怠け癖はこれからまだまだ私が直していかなければならない一生の問題でしょう。

高度成長期、「心」より、「物」を持っていることが幸せという価値観の下、育てられた私と同年代の男女には、同じような人が結構いるのかもしれません。
男の人の「お子様」もかなりいると思います。
50代以上の世代と、40代には微妙に育てられた環境に差を感じます。
最近、高校のときの友達が結婚した順に離婚し始めているのでとても気がかりで、友達にも私のばかな経験をもっと伝えて、何か力になりたいと考えるこのごろです。

そしてもっと若い世代のお母さんたちに「人様を大切にすることの大事さ」「自立を願う厳しさこそが愛情である」ということを伝えていきたいと思います。
[2007/10/07 17:10:07]

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