◎ホールド
★日本プロ野球では
以下の4つの共通条件を満たすことが条件です。
@先発投手、勝利投手、敗戦投手、セーブ投手ではない。
A自チーム最終守備イニングの3アウト目を取った投手。
(交代完了投手)ではない。
B1アウト以上を取る。
C走者を残して降板した後
その走者が同点または逆転の走者としてホームインしていない。
●以上4つの共通条件を満たした投手のうち
以下のいずれかを満たした投手にホールドが記録される。
@自チームがリードしている状況で登板し
以下のいずれかの条件を満たしリードを保ったまま降板する。
(セーブの条件に準じる)
A3点以内リードの場面で登板し1イニング以上登板。
B迎える2打者に連続本塁打を打たれたら
同点または逆転される場面での登板。
C点差に関わりなくリードした状況で3イニングス以上登板。
D同点の状況で登板し、以下のいずれかの条件を満たして降板する。
E同点のまま失点を許さずに降板する。
(自責点が0であっても失点すれば成立しない)
F登板中に自チームが勝ち越した場合、リードを保って降板する。
G該当者が複数の場合は該当者全員にホールドが記録される。
また、チームの最終的な勝敗に関係なく記録される
(ホールド条件を満たして降板した後
チームが逆転負けを喫した場合でも
その投手にはホールドが記録される)
※2004年まで運用された旧規定のホールドとは別扱いで記録される。
この旧規定はメジャーリーグの規定と同じ条件であった。
◎セーブ
10・18 『救援ピッチャーのセーブの決定』次の3項目のすべてを満たしたピッチャーには、セーブの記録を与える。
(1)自チームが勝を得た試合の最後を投げきったピッチャー。
(2)勝投手の記録を得なかったピッチャー。
(3)下記の各項目のいずれかに該当するピッチャー。
(a)自チームが3点リードのときに出場して、しかも最低1イニングを投げた場合。
(b)塁上にランナーが残されているとき、そのランナーが、ランナー及び相対するバッター、またはランナーと相対するバッター及びその次バッターが得点すれば、タイとなる状況の下で出場してリードを守りきった場合。塁上にランナーが残されていないとき、相対するバッターか、または相対するバッター及びその次バッターが得点すれば、タイとなる状況の下で出場してリードを守りきった場合。
(c)最低3イニング投球してリードを守りきった場合。
セーブの記録は、一試合一救援ピッチャーに限って与えられる。