アイゼナハ・ライプツィッヒ旅行

出発前  大忙しの仕事が終わり午後1時にTAXIを呼んで熊本空港に到着しました。16時の便を予約していたが前の便の席が空いていたため14時20分の飛行機で羽田まで行って高速バスで成田に着いた。食事にしようかホテルに行くか迷って、ホテルまで行くことにした。ネットで予約したホテルの名前が思い出せずに、空港内のパソコンで調べた。エアポートレストハウスというホテルでバスで移動してチェックインしました。食事はコンビニで買って食べて、早目に休みました。明日は明日は早めにホテルをチェックアウトして出発しようと思う。


  

 9時55分発LH711便のフランクフルト行きの飛行機に乗る。「入国審査は混雑しているだろう」と思ったらすんなりと進んだ。機内食はアナゴ飯とかつ丼。どれもおいしかったなぁ(*^_^*)。機内で睡眠をとろうかと思ったけど、全然眠くない。寝ようと思っても全然眠れないタイプで、ウォークマンで好きな音楽を聴いてリラックスしました。
 フランクフルト空港に到着して、混雑を避けるためにツアー客が先に降りてからNON EUに並んで何も聞かれずに入国審査を済ませた。並んでいるとアジア人(観光客)から英語で質問されてびっくりした。英語全然わからないから質問されても断ったけれど、。飛行機から出る前に一応スチュワーデスに空港から高速駅までの行き方を教えてもらった。迷わずにツェルンバーンホフ(長距離列車駅)につきました。
  

 

 現地時間の17時:01分の列車に乗りアイゼナハ駅に降りるはずだった…。が、ドアの開け方をすっかり忘れて「自動ドア」を思っていたから、「開かない」と通り過ぎてしまった一人でパニックになり、駅員さんも困った様子だった。結局次のエアフルト駅で降りた。これからUターンでアイゼナハ駅に普通列車で行きました。もう大変でした、心細くなって…。誰も検問に来なかった(当たり前かな?)停まる駅が〜dtとか何の目印もない無人駅のようなところばかり。「いつになったらアイゼナハ駅に到着するの?」と問いたくなった。アイゼナハ駅に着いたら気温が14度半袖で超寒かった。あの列車から降りるときの訳解らんドアノブのようなのなんとかしてほしい。
 アイゼナハで泊まるホテルトゥリンガーホフホテルは駅から300メートルとプリントに載ってあって、ネットの写真で見たからすぐ解かった。
ホテルに着いたのが午後9時ごろ。チェックインすると伝言があった。現地ガイドさんが「観光についていいプランを組むために電話して連絡すると助かる」とプリント用紙にあった。けど、部屋に入ったらすぐに寝ました。朝の4時頃に起きて日記をつけた。テレビをつけると面白い番組があった。インスタントラーメンの種類を食べ比べみたいな番組。

8月17日  朝8時に朝食を食べた。ホテルの口コミで「ハムがうまかった」と載ってあったから、とても楽しみにしてました。クロワッサンやパンケーキが美味しくて、ドイツ語で書いてあって解らずに注いだら牛乳でした。この牛乳が一番のお気に入り。
 9時前にガイドのオダさんと待ち合わせ。オダさんが来てアイゼナハ観光を打ち合わせして話し合った結果、最初にタクシーでヴァルトブルグ城に行きました。世界遺産だからと思ってみたらほとんどが19世紀のものばかり。期待はずれだった。ガイドブックに3月から10月8:30からと載ってあって、団体ツアーが来ると入れないから早めにタクシーで行ったけど。列が並んであって後ろに並んでいたら8時半になっても開かずになぜかと思ったら、「バルトブルグ城の鍵を管理している人が来てない」ということで、来たのが9時頃で、ガイドがいないと入れてくれない仕組みでした(勝手に入れない)。「タン歩イザー」のフレスコ画を楽しみにしていたが、ルネサンス美術のようなイメージがなかった。
 

    


 ヴァルトブルグ城を出て、オダさんが「11時からゲオルク教会でオルガンコンサートがある」ということで急いでタクシーで境界までいった。11時過ぎで演奏中だったが、なんとかバッハの「パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582」は聞くことができた。オルガン曲はいいねぇ(~_~)。オダさんもこの曲が大好きでした。
     

 その後、バッハハウスにいきまいた。バッハ関連の本に載ってあった「黄色い建物」と思ったら改装中で「もしかして木包みレンガにするのかな?」とか言っていた。入場料と写真代(1ユーロ)を払って、入ると最初にアンブロジウス。バッハの肖像画がありました。

  


  バッハハウスにあるクラフィコードとチェンバロなど5つの楽器の説明をして短めに演奏をしてくれました。


  


 帰りに売店で「バッハのミサ曲 ト短調 BWV235」のCDがあるか聞いてみようと思い、オダさんに聞いてみると「タワーレコードやHMVのほうがたくさんあるし、クラシック音楽の種類も多い」と言っていたが、試しに聞くと「知らない。初めてその曲を知った」と言われてショックだった。バッハが生まれた地域だから知ってると思ってたけど。
 その後昼食をとった。ハムステーキと野菜の煮込みとジャガイモのソテーを頼んだ。ジャガイモがおいしかった。野菜の煮込みはソース焼きそばの具を食べているような味。
 オダさんもクラシックには興味があって、クラシック音楽の話をした。バッハの受難曲の話になり「好きな指揮者にカール・リヒターというバッハのマタイ・ヨハネ受難曲を聞くと他の指揮者の受難曲の演奏が聴きづらくなる」というと「リヒターみたいな指揮者は今後現れないでしょう」と言っていた。さらに「ドイツで復活祭のとき(日は年によって違って、必ず金曜日にある)どこでも演奏がある。素人からプロまで。」と言っていた。「聴いてみたいなぁ。素人でいいからマタイ受難曲を生で聴きたい」と思った。


   

 午後2時にトゥリンガーホテルでガイドのオダさんと別れて、教えてもらったドラッグストアに行きました。色々あった。ミネラルウォーターを多めに買った。どうしても私は方向音痴で途中帰りは道に迷ってしまった。ホテルについて午後は昼寝をした。目が覚めたのが午後5時で、まだ眠気があったから眠ってしまった。ところが肝心なチェンバロコンサートが20時からあるというのに、寝過してしまい起きたのが21時30分。大ショックだった。田舎ではオーケストラはあってもチェンバロコンサートなどないのに。今から行っても間に合わないだろうと思いながら時間がたっていた。「まぁゲオルク教会でバッハのオルガン曲が聴けたからいいかぁ」と思った。


8月18日  朝7時に朝食をとって8時15分にチェックアウトした。中央駅まで途中通った覚えのない道になり逆戻りした。トゥリンガーホフ近くに戻り地図を見て、8時55分に中央駅に着いた。9時02分のライプツィヒ行きのICE1555に乗ってライプツィヒに到着した。ガイドと待ち合わせ出口に行っては戻り、やっとガイドのアオキさんと合流。宿泊するマリオットホテルでチェックインしてトイレを済ませてライプツィヒ観光に行った。
 最初にニコライ教会に行ったが、ミサがあったために中に入れなかった。次にトーマス教会に入った。中にはロマン派用のパイプオルガンに練習生が、オルガンの練習をしていた。パイプオルガンは後ろに一つと横にバロック音楽専用のオルガンがあった。
   

 ガイドさんの話によると「19日の17時にニコライ教会でオルガンコンサートがあって19時にトーマス教会でオルガンコンサートがある」と教えてくれた。昼食はガイドオススメのお店に入って昼食をとった。カリフラワーの揚げ物が美味しかった。
 次にバッハ博物館へ。写真撮影が禁止で、中にビデオがありバッハの生涯があったが2時間で長いために、他のトッカータとフーガニ短調の演奏ビデオを見ました。見終わってバッハ博物館にあるお土産屋で音符のついた傘を買った。博物館を出てガイドさんと別れた。楽譜を見ようと見に行った。真剣に探ってみたが日本にもありそうなものばかりでした。
 そういえば、音楽CD SHOPでどうしても欲しいバッハのミサ曲ト短調 BWV235とモーツァルトの幻想曲ヘ短調 K608の音楽CDを購入しました。バッハの曲はYAHOOの掲示板でオススメとして教えてくれました。モーツァルトはNHK−FMの朝のバロック(日曜日)「オルガンの調べ」で聴いて好きになった曲です。
 ホテルに帰ってからは熟睡しました。もうそのまま何もせずに16時から朝の5時まで寝ました。13時間寝たのかな。


8月19日  朝6時半に朝食をとった。昨日は疲れきってシャワーしないで熟睡したので、食後にシャワーを浴びた。今日は時間にも余裕があり9時42分にライプツィヒからハレ(Halle)に行きました。なぜハレに行こうと思ったかというと、「バッハへの旅」という本にハレにヘンデルがいるということで1719年に帰郷したヘンデルに会おうとしたがすでに旅立った後で、10年後に会うチャンスがあってフリーデマンを使いに出したが、ヘンデルが病気の母がいるという申し出で断られた。でも私にはバッハに会うのを拒んでいるような感じにもとれる。
 ハレから市電に乗ってマルクト教会へ。イメージとして「ガラーンとして何もない」と思ったら、土曜日のせいで、マルクト広場はとても賑やかでした。 まず、マルクト広場のヘンデル像を見に行きました。画像はないけれど向いている方向がロンドンで、持っている楽譜が大作の「メサイヤ」です。
 ハレで撮影した写真を見ると見ていて楽しい。この街が好きになるぐらい。ヘンデルハウスに行きました。ヘンデルの生家をそのまま記念館にしたルネサンス様式の建物です。

  

 マルクト教会に入ると後ろには立派なオルガンがありました。ここでも12時に30分のオルガンコンサートがありました。30分のオルガンコンサートの場合寄付程度のお金を入れないといけない(マナー)。が、こういう時に限って私もガイドもコインを持っていなかった。ので一銭も上げなかった(^^ゞ。曲目は3曲あって最後にバッハの「前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548」の演奏がありました。あぁ〜私の大好きな「幻想曲とフーガ ト短調 BWV542」が聴きたいなぁ。


  


 


 お昼は屋台でホットドッグを食べた。マルクト広場で果物を買おうと思いガイドが「旬はアプリコットとプラム」と言いそれぞれ3個ずつ買った。
 みずみずしさがなく干し柿のようだった。


 19日土曜日のPM5時からニコライ教会でオルガンコンサートがあり続いてPM7時にトーマス教会で同じくオルガンコンサート(12ユーロ)があるとガイドさんが教えてくれました。最初ニコライ教会に行くと「チップ程度で上げる」といいと思い1ユーロか2ユーロでいいと思いつつ入るとそれ以上(10ユーロぐらいかな?忘れちゃった)して「カードでも払えない」からコインを探しつつもなくて諦めていた時、なんと親切そうなドイツ人が払ってくれました。「うわ〜〜っ。なんてことを〜!なんと恵まれているというか幸運というか…!」全然ドイツ語解らず英語分からずの私に、お礼を言わなくてはと思い、「あれっ、誰だったかな?確か青いシャツを着た人だ」と思いつつも・・帰りにお礼を言おうかしたら、別人だったらしくて変にみられた。
 旅にはいろいろあって面白い。あまり気にせずに次はトーマス教会へ移動しました。

  

 トーマス教会でのオルガンコンサート





 よっぽど全曲知らないと書くのが難しい。ので、画像でプログラムを写しました。ここのオルガンは半音高いです。例えばトッカータとフーガ ニ短調 BWV565は半音高くなり変ホ短調の音階で演奏しました。私がプログラムの中で印象に残ったのがJehan Alainの曲。聞いた感想は「なんというか…魂が抜けるような、吸い取られるような物悲しい」曲でした。でもこの曲はすごく印象的でした。また機会があったらこの曲を聴いてみたい。そう、年表見て29歳あまりにも早く亡くなっている。病死?とネットで調べると第2次世界大戦での戦死と載ってあった。

 演奏が終わって早々と帰ったが、道に迷い同じところをぐるぐると歩いた。地図の見方が悪くてようやくホテルに着いてぐっすり眠りました。


 8月20日 朝8時に起床。 今日はメンデルスゾーン博物館とライプツィヒ造形博物館に行こうと思う。朝食を済ませてまずメンデルスゾーン博物館へ。料金5ユーロプラスFOTO代(フラッシュなし)1ユーロ。写真だけでも楽しめたが、バッハの伝記を読んで、メンデルスゾーンがトーマス教会でマタイ受難曲を指揮したエピソードが知りたかった。ガイドがメンデルスゾーンがバッハ像を建てたことは教えてもらった。


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