天使で悪魔
〜用語集〜
本小説はあくまでオブリを知っている、事を前提の小説なので知らない方の為の項目です。しかしある程度
私の個人的な解釈(誤った知識)がありますのでご理解ください。
また順不同です。
地名
アイレイド | 有史以前にタムリエル全土を支配していたエルフの国家。 当時人間は魔法を使えずそのためエルフの奴隷だったが反乱を起こし結果アイレイドは崩壊した。 確かにそれもきっかけではあったものの崩壊の本当の理由は王族同士の反目だったらしい。 今なお各地にその遺跡は残り、ガーディアンも起動し続けている。 彼らの魔法技術は解き明かされていない。 |
タムリエル | 世界の名称。九つの地方から成り立っている。現在は形の上では皇帝ユリエル・セプティムの帝国によって統一 されている。人間、エルフ、亜人種がいる。 |
シロディール | タムリエル中心部であり帝都のある場所。九つの都市によって成り立っている。また帝都は元々はアイレイドの都市 を再利用しているだけなので地下には広大な遺跡が存在しているらしい。 帝都、ブルーマ、シェイディンハル、ブラヴィル、レヤウィン、スキングラード、クヴァッチ、アンヴィル、コロールが九 つの都市の名前であり帝都には皇帝の帝都軍、各都市には領主の都市軍が存在する。 |
オブリビオン | デイドラと呼ばれる悪魔達の世界であり異世界。 タムリエルとオブリビオンには魔力障壁があり本来は繋がる事は皆無。 16体の魔王が存在する。 |
種族&名称
アルゴニアン | トカゲの亜人種。異質な外見な反して人当たりの良い種族。 魔術師ギルドに二人(後に三人)の支部長がおり魔術にも長けているらしい。 沼地の多い地方出身でそこに適応する為に水中呼吸が出来る。 まだ毒物や疫病に対して非常に強い免疫がある。 |
ブレトン | エルフとインペリアルの混血児。俗に言うところのハーフエルフ。 両種族の特性を程よく継承している、もののどちらかというとエルフの血が強いらしく魔力に長けている。 肉体的にはやはり劣るもののエルフよりは強靭であり、また魔法に対する耐性も高い。この点もエルフに勝っている。 インペリアル同様に帝都市民に位置する。 人間の反乱軍に属しアイレイド崩壊の立役者でもある勇者ベリナルもブレトン出身。 |
ダークエルフ | 通称ダンマー。 黒い肌を持っているエルフ族で炎に対する耐性が強く先祖の霊を召喚する能力を生まれながらに有している。 ダークという種族名の意味合いとしては肌が黒い、という方が強く全体的にダークと呼ばれるほど邪悪な性格 でも種族でもない。……まあ善人的な性格ではないが。 ある意味で天邪鬼な種族。 |
ハイエルフ | 通称アルトマー。 長身で釣り上がった目をしているエルフでタムリエル全種族の中で圧倒的な魔力を誇っている。 プライドの高い性格の持ち主が多く(自覚していなくても高圧的な口調)おそらくはアイレイドを支配したエルフの血 を色濃く(純粋ではない)受け継いでいると思われる。 魔力の高い反面、属性魔法に弱く、また脆弱な肉体という弱点を持つ。 |
ウッドエルフ | 通称ボズマー。 森の住人であり弓矢に長けたエルフ族。全体的に背の小さい者が多い。 単純な思考の生き物を操作する力を持っている。 あくまで私見だが電波系が多いという印象を受ける。グラアシアとか。 |
インペリアル | 俗に帝国市民と呼ばれる人間。 皇帝にしろ帝都軍にしろインペリアル出身の者がシロディールには多くある意味で特権的な階級に位置している。 能力は可もなく不可もなく。 教養豊かな者が多く、全体的に話術にも長けている。 有史以前には魔法が使えずエルフに屈していた。現在全ての種族が魔法を扱う心得を得ているものの種族としての 差は今だ埋まっていない模様。 |
カジート | 猫型(もしくは虎)の亜人種。 暗闇でも視界によるハンデがあまりなくまた敏捷に富んでいる為に盗賊になる者が多い。 鋭い眼光で他の者を威圧する能力がある。 馬に乗ると何気に似合わない(私の勝手な意見っす)ような気がする。尻尾が素敵♪ |
ノルド | 北方に住む金髪の身長の高い種族。 極寒な地に適応する為に寒さに強い体質として進化している。 またそんな過酷な地に耐える為に強靭な肉体をしており純戦士としての素質が非常に高い。 反面、世間的には酒飲みのグウタラとして認識されている。 偏見も含まれているもののそれを肯定するような者達も多々いる為、必ずしも偏見だけではないようだ。 |
レッドガード | 褐色または黒い肌を持つ人間の種族。 しかしシロディール出身というわけではなく、そういう意味では異邦人。 ノルド同様に純戦士の素養に恵まれており毒や疫病にも強い。 肉体的な能力を一時的に増強する事が出来、そういう意味では人間種最強の戦士の種族。 |
オーク | 緑色の肌と豚のような顔を持つ異形の種族。 全種族最強の肉体を誇り緑色の狂戦士として恐れられている。だがその代償として敏捷性は少々劣る。 ただ魔法に対する耐性も意外に強い為、見た目同様にタフ。 重装備に身を包んだオークは無類の強敵となるだろう。 |
デイドラ | タムリエルとは違う世界であるオブリビオンに住む住人。 俗に言うところの悪魔。 外見は様々で階級も存在しているものの異世界である為タムリエルに住む者には詳細な系統は分かっていない。 必ずしも残酷で邪悪、とは言い難いがそもそも別次元の存在なので善悪の基準等が著しく違うので相容れない存在。 理論的にタムリエルとオブリビオンは繋がり合う事はないものの召喚魔法でこちら側に現れる事がある。 基本的に肉体が滅んでも魂があればオブリビオンにあると言われる再生の炎の中で復活するらしい。復活までに何 百年から何千年も掛かるのがわずかでも幸いか。 魂が滅びれば完全に滅するものの、その方法は解明されていない。 |
吸血鬼 | 根本的に種族の名称ではなく吸血病に感染した者達。 吸血鬼に噛まれる(傷付けられる)と血友病に感染する。この時点では治療は容易(教会での治療等)では あるものの三日の潜伏期間を過ぎると吸血病に進行し発症し吸血鬼となる。 吸血鬼になっても治療は可能ではあるものの非常に困難であり大半は吸血鬼として遺跡や洞窟に巣食う存在となる。 高位の吸血鬼になると血への渇望を自制できるらしい。吸血鬼は陽光を浴びると炎上する。 なお帝国の法律により吸血鬼に基本的人権は存在しない。 |
死霊術師 | ネクロマンサー。 ネクロマンシーを操る者達の総称。 元々もは魔術師ギルドの構成員であったものの魔術師ギルドのトップであるハンニバル・トレイブンによって禁止 された事により追放またはその決定に不服として脱退した。 帝国の法律では違法ではないものの一般人から見れば常軌を逸した研究からか排除の方向にある。 死霊術師の最大の目的は不死の存在であり超越した存在『リッチ』となる事でありその為洞窟や遺跡の奥で 近隣からさらって来た人々を使い非道な人体実験を行っている。墓暴きも死霊術師の得意の所業。 研究の機密性からかもしくは秘密主義が多いのか群れる事はない。 魔術師ギルドは内部における完全なる排除終了宣言をしている。 |
組織
帝都軍 | 帝国の軍隊。法に厳しく、逮捕に抵抗する者は容赦なく斬り殺す残忍性を持つ。 帝国の治世は皇帝が司ると同時に元老院(ある意味ローマ帝国の政治形態)ガ受け持っている。 |
都市軍 | 各都市の領主付きの兵。タウンガードとも呼ばれている。 基本的な性質は帝都軍は変わらず残忍。 帝都軍との大きな違いは女性仕官がいる事だろうか。 |
ブレイズ | 皇帝直轄の親衛隊であり諜報機関。 |
戦士ギルド | コロールに本拠地を持つ戦士達を支援する組織。 一種の自警団的な存在。 民衆からはその存在を快く受け入れられており帝国からもその存在のお墨付きを受けている。 近年勢力を伸ばしてきたブラックウッド団にその地位を脅かされている。 法を犯す依頼は受けない高潔さを持つ。 |
魔術師ギルド | 帝都にある知識の最高峰アルケイン大学と各都市にある支部で構成されている魔術師達の組織。 設立は300年前であり知識の探求と向上が目的。 しかしその志は次第に失われ形骸化されつつあり烏合の衆となっている。 評議制を取り、その為迅速に動けず後手に回る事が多い。 評議長マスター・トレイブンにより死霊術師達は追放処分された。 構成されている魔術師達は研究肌&世間知らずが多く戦力的には頼りにならない。 対処する為の部隊バトルマージを有する。 |
バトルマージ | 魔術師ギルド直轄の魔闘士の部隊。 主にアルケイン大学の警備に当たっているがギルドの有事の際には武力で解決する実行部隊。 帝都軍にバトルマージを徴発される事も多々ある。 |
盗賊ギルド | 伝説の義賊グレイフォックス率いる盗賊達のギルド。 帝都上層部は一部を除きグレイフォックス並びにそのギルドの存在そのものを否定している。 都市伝説的な存在。 |
闇の一党ダークブラザーフッド | 闇の神シシスを信奉する暗殺者集団。 夜母に仕える殺し屋達のギルドでありその組織の全貌は解明されていない。 彼らにとっての殺しとはビジネスである以上に闇の神であるシシスに魂を捧げる儀式の一環。 宗教が下地にある為にその結束は強い。 |
ブラックウッド団 | 近年その勢力を急速に伸ばしてきている傭兵集団。 レヤウィンに本拠地に持ち、戦士ギルドを追い落とす勢いで規模を拡大させつつある。 幹部&構成員のほぼ大半はアルゴニアンやカジートの亜人。 噂では非合法の仕事も格安で受けると囁かれている。 |