私は天使なんかじゃない






〜設定(自己解釈率高し)〜




組織&地名


ボルトテック 各地に放射能隔離施設ボルトを持つ巨大企業。
アメリカと中国の全面核戦争の際、ボルトへの移住者が殺到。巨万の富を得るに至る。
ボルトは安全な施設。人々はそう思い込んでいたものの、実際には放射能隔離施設ではなく
アメリカ軍絡みの実験施設であり、施設に移住していた住人を次々と人体実験の材料にしていた。

戦後200年。
今なお正常に稼動している施設はボルト101のみであり、その他の施設は事実上壊滅、もしくは
秩序を失い悪意の巣窟と化している。

ボルトテック本社自体はとっくの昔にワシントンDCにおける激闘の中に壊滅。
同社の役員達の所在は不明。
ボルト101 ボルトテック社が有する隔離施設の1つ。
この施設の建造目的がそもそも「純粋なる人類の保管」という意味合いの為、比較的統制が取れ
ており今なお平和的に存在している。

しかし次第に人口が低下しており、静かに滅亡へと進んでいる。
メガトン ボルト101に近くにある比較的大きい集落。
元々はボルト101に移住を希望する者達が集まり、そこから集落へと発展した。

この近辺にある集落の中では大きい部類に入り、様々な施設がある数少ない文明的な集落。
秩序も行き届いているものの街の中心には核爆弾が不発のまま今なお存在している。
解除を望む住人と、核爆弾を神と崇めるチルドレン・アトムとの対立が続いており解除の目処は
立っていない。

メガトンを仕切るのは保安官であり市長でもあるルーカス・シムズ。
民衆からの支持はまずまずの模様。
リベットシティ 巨大な空母に存在するキャピタルウェイストランドでもっとも反映している都市。
海の上に存在する為、外敵が護り易く、多様な人、様々な物品が集まる。
統治は基本的に議会制。
最高権力者は存在せず、三つの勢力がその状況に応じて治世の権を振るっている。

研究ラボを仕切るドクター・リーは才女であり、リベットシティの食料、電力、汚染された水の精製
などと多岐に渡って活躍している。
元々はどこか別の場所で巨大なプロジェクトに関わっていたらしいものの詳細不明。
オアシス キャピタルウェイストランドのどこかにあるという楽園。
そこでは緑の木々が生い茂っているらしい。
理想郷として有名ではあるものの、どこにあるかが不明。ある意味で都市伝説的な場所。
タロン社 傭兵会社。
他の傭兵稼業の者達からは「人の道を外れた傭兵組織」として蔑まれている。
その組織力は桁外れであり、動員兵力はキャピタルウェイストランドでも随一。戦闘ロボットや数多
の銃火器を所持しており、ある意味で傭兵組織というよりも小国並の軍事力を有している。

悪名は高いものの、前金を受け取ったらどんな損害が出ても執拗に任務達成するという粘着的
な執着心を持っていたりする。
基本的に3人1組でチームを組むのが通例。
レギュレーター ソノラという女性が指揮する組織。
組織の規模や全貌は不明。
謎の仕置き人組織として噂されており、悪人を闇から闇へと葬り去っているらしい。

正義を志す者の前には勧誘に現れると言われているが……。
ライリー・レンジャー わずか五名の傭兵集団。
主な仕事はワシントンDCのマッピング。
現在ワシントンDCはスーパーミュータントに事実上占拠されている状態なので、マッピングも強行
偵察以上の危険性を伴う。つまり、それをやってのける戦力を保持しているわけだ。

マッピングした情報は顧客(主にBOS)に売却されている。
任務達成率の高さとその安定性から依頼人からの信頼は高い。
リーダーはライリーという女性。
BOS ブラザーフッドスティール。
元々は西部からキャピタルウェイストランドに旧時代の文明の遺産を回収に来た集団。
しかし指導者であるエルダー・リオンズは虐げられている民衆を救うと表明。
本来の任務を放棄して「要塞(かつての国防総省を改造した場所)」を建造、そこを拠点に民衆の
救済を開始した。

旧時代の遺産であるパワーアーマー、レーザー兵器。それが基本装備。
圧倒的な火力で敵を粉砕する。

民衆の救済を謳っているものの、あくまで人間に対しててだけであり、放射能で異形化したグール
は討伐の対象。また奴隷に対しても基本的に冷淡。

西部を拠点にする集団ではあるものの、エルダー・リオンズの独断を止められなかった事から
推察すると組織としては一枚岩ではない模様。
アウトキャスト 元々はBOSに所属していた者達。
西部から受けた本来の任務をすべきと主張したが為にエルダー・リオンズから追放された。

当初の任務である「旧時代の遺産の収集」を遂行している。
つまり任務の性質から考えると、本来の意味からいえばアウトキャストの方が主流でありBOS
が異端となる。
追放されているものの特に敵対はしていない。
レイダー キャピタルウェイストランドを荒らし回る無法者の総称。
行商人や旅人を襲い食料品や水、様々な物資を奪っている強盗であると同時に拷問を遊びと
するアナーキスト。
旅をする上での脅威として存在している。
パラダイスフォールズ 奴隷商人の組織が集う街。
人身売買を行う事で悪名高い組織であり、タロン社に次ぐ組織力を有している。

奴隷を捕獲した際に首に爆弾の首輪を装着。
逃げ場をなくしてから奴隷として「教育」し、売買する。脱走奴隷は見せしめとして公開処刑をし
ているもののわずかな希望を信じて脱走する者は後を立たない。
ユニオンテンプル 奴隷解放を目指す組織。
メンバーも元々は脱走奴隷であり、パラダイスフォールズノ奴隷商人達はユニオンテンプル
を壊滅させるべく行動している。
規模としては小さく、現在のところは奴隷解放……ではなく、あくまで脱走奴隷の支援をしている
に過ぎない。脱走奴隷達はユニオンテンプルに保護してもらうべく逃亡を続けている。

奴隷解放の祖リンカーンを神に仰いでいる。
グール 放射能で「人ならざる者」となった者達。
外観が死体ではあるものの、純然とした生物。知性もあり感情もある。
ただ放射能の影響で寿命がない(全面核戦争以前から存在している者もいる)、生殖機能がない
などのハンデもある。

人間に悪人がいるようにグールにも悪人がいるものの、外観以外は人と変わらない。
平和的に静かに生きている者が大半。
ただし完全に放射能に冒され暴走しているフェラル・グールが存在しており、モンスター化して
いるフェラルの存在がグールに対する偏見となっている。

ワシントンDCのどこかにグールの都市があるらしい。
スーパーミュータント 緑色の巨人。
廃墟と化したワシントンDCを中心に徘徊している。
BOSが定期的に掃討しているものの、次から次へと沸いて出て来る。どこから来て、どうやって
増えているかは不明。

人を殺し、食らい、攫う。
ある意味で災厄。
ただのモンスターではなく知性があり、人語も解する。強大な組織力を有しており、巨漢の軍勢
は全てのモノを破壊して蹂躙する。

突然変異で、さらに大型の「ベヒモス」と呼ばれるモノも存在しているらしい。
現在5体存在を確認されている。








ラジオ


エンクレイブ アメリカ政府の系譜である「エンクレイブ」という組織が運営しているラジオ局。
DJはジョン・ヘンリー・エデン大統領。
主にアメリカ政府の偉大さを謳っている。いずれエンクレイブが世界を浄化して救うとしているものの、
エンクレイブの存在は曖昧。
基本的に「エンクレイブは存在しない」というのが通説。エデン大統領の演説も「過去の再放送」とされているものの、
最後の大統領はリチャードソンでありエデン大統領は存在しない。

エデン大統領が実在しているかすら不明。
GNR ギャラクシー・ニュース・ラジオ。
DJはスリードック。
正義の戦いを謳う陽気な人物。
「どんな辛い真実でも隠さずに君に届けよう」というフレーズの通り、過酷な真実でも放送している為に「偽善的な
エンクレイブのニュースよりも有意義だ」とされている。評判はすこぶるいい。

しかし最近ではラジオの電波が悪くなり、聞き取り辛いらしい。
陽気な口調ではあるものの、時に辛辣な言葉を吐く為に敵も多く、奴隷商人やタロン社から刺客を送られたりもし
ているがスリードックはBOSの庇護を受けているので今現在も悠々と生き延びている。

ワシントンDCのどこかに放送局があるらしい。





装備


PIP-BOY 3000 ボルトテック社が開発した軍用の総合情報機器。
腕(利き手の反対)に装着する装備であり、装備したものの体温や損傷などを詳細に表示したり、
GPSやナビの役目も果たす。
ライトとしての機能もあり、まさに多目的に機器。
耐水性や耐久性も万全。ラジオとしての機能も果たし、録音機能も有している。
映像を保存&投影も可能。

動力は空気中の静電気(……すげぇ)であり、半永久的に稼動可能。