マリオネット編
フォルトナ
コードネーム『フォウ』と呼ばれる、クヴァッチにある闇の一党の聖域メンバー。
人形遣い、と呼ばれる古代の秘技の使い手でマリオネットの使役者。
種族はブレトン。年齢は若干15歳の、少女。
感情を押し殺す事に長けており、基本的に表に感情は出さない。
暗殺に特化した教育のみを施されており、いかに対象に近づき効率的に殺すかのみを考慮した戦闘スタイルは
他の聖域メンバーの追随を許さない。
今は亡き両親もまた闇の一党の暗殺者だったらしく、その関係で生まれながらに組織に属す事を運命付けられていた。
しかし両親との記憶はほとんどない。
マリオネット『フィフス』の使役者。
心を許す相手はフィフスとクヴァッチ司祭のマーティンのみであり、マーティンには父性的な感情を抱いている。
好きな食べ物はクレープ。特に注文時にはバナナ増量希望する。
梅干とトカゲが天敵。
フィフス
コードネーム『フィス』と呼ばれる、肉を持つ人形。
つまり外見的には人と変わらず、また基本的に自立した思考と行動を持つ。
中性的な外見(そもそも性別がない)で、一種愛らしいもののフォウの命令で暗殺をこなす殺戮人形。
基本的に使役者であるフォウにタメ口で図が高い。
その反面、フォウの命令以外は聞かず、例え聖域高位メンバーであったとしてもフォウの命令であれば容赦なく斬殺する
という徹底した命令系統を遵守している。
元々はアイレイドの遺産『マリオネット』の改良版。
マシウ・ベラモント
闇の一党の幹部である『奪いし者』。
元々はシェイディンハル聖域のメンバーであったものの、出世に伴いクヴァッチの聖域への監督権を持つ。
死霊術師としての能力に秀で、死霊術師ともパイプを持つ。
各地の聖域で使われている『ダークガーディアン』と呼ばれるスケルトンの生産と管理を任されており、死霊術師との
繋がりはある意味で技術提携。
上層部から『マリオネット』量産の足掛かりとして、派遣されてきた。
クロウ・ガスト
闇の一党のクヴァッチ聖域の管理者。
コードネーム『カラス』。……何故日本語かは突っ込み不可。
種族はレッドガード。
シェイディンハル聖域のようにアットホームではなく、基本的に構成員は小ずるく計算高い。
クロウもその例外ではなく、自分の失敗を部下に押し付け部下の成功を自分の物にする三流悪役的人物。
キリングス
コードネーム『サイレント』と呼ばれる、暗殺者。
シャドウスケイルの、アルゴニアン。
透明化の能力を活かした暗殺を得意とする一方、構成員の素性調査などの監察官の任務を持つ。
しかし大半は弱みを握って金銭を要求するのが目的であり、賄賂を贈らない者に対してはクロウに虚偽の報告をするなどの報復
をして粛清してきた。
レンツ兄弟
コードネーム『ヘルキャッツ』と呼ばれる、三つ子のカジートの暗殺者。
三位一体攻撃ジェットスクリームアタック(笑)を得意とする。
元々はチンピラ暗殺者であり、最近聖域にスカウトされたばかり。
新参であるものの、聖域最年少のフォウが目障りで何かにつけて因縁を吹っ掛けている。
サーシャ
魔術師ギルドクヴァッチ支部の、支部長。
アルトマーの女性。
しかしその肩書きとは裏腹に、闇の一党、死霊術師、邪教集団など多岐に渡る組織の仲介役であり闇の一党との繋がりも深い。
アイレイドの遺産『マリオネット』技術の第一人者であり、フィフスを調整した人物。
最近ではマリオネット技術を闇の一党に売るべく、画策している。
またクロウがサーシャの下僕(色々な意味で)でありクヴァッチ聖域の管理にも口を出していたりする為、実質的に聖域を管理している。
その関係上フォウに対しても生死与奪の権限を持ち、フォウも彼女に逆らえない。
マーティン
クヴァッチ聖堂の司祭。
父親は農民で、何のコネを持たない彼は苦学して司祭になった。
血生臭い生活をするフォウにとっての楽しみはマーティンが話す神々にまつわる奇想天外な話で、熱心に聞き入るフォウの事を
マーティン自身も好意に持っているらしく、一見すると親子のようでもある。
父親は農民、自分は苦学して司祭……の割には悪魔の世界オブリビオンに対して深い造詣を持っていたり攻撃魔法を使いこなした
りと波乱万丈な生き方をしてきたらしい。