〜闇の一党な人々〜
夜母
闇の一党ダークブラザーフッドの創設者。
闇の神シシスの花嫁と言われ、その際に永遠の命を授かった、らしい。
エルフ、幽霊、精霊、実在しないなどと噂される謎の存在で夜母と接触できるのは最高幹部である『聞こえし者』だけ
であるとされている。
ルシエン・ラシャンス
闇の一党ダークブラザーフッドの幹部の1人。称号は『伝えし者』。
任務の伝達を担当している。
人を小馬鹿にしたようなニヤニヤ笑いを浮かべる人物。
シェイディンハルにある聖域も彼の管轄。
オチーヴァ
シェイディンハルの聖域を任されている、アルゴニアンの女性。
テイナーヴァとは同じ卵から生まれた双子。
同聖域の女性メンバーを統括している女主人で、長姉として位置している。
細やかな事務的な能力を見込まれて聖域を任されているだけあり、卒なく運営している模様。
また同志からの信頼は厚く、生真面目な半面でユーモアも持っている。
特殊な星座である『影座』の生まれで、天賦の才能『月影』の所持者。
生まれながらに自在に姿を消す事が出来る生粋の暗殺者。
ヴィンセンテ・ヴァルティエリ
シェイディンハル聖域の男性メンバーを統括している主人で、長兄として位置している。
立場的にはオチーヴァの補佐、と言ったところか。
元冒険者で、その際に吸血鬼と化しその後は人目を避けて孤独に生きていた。しかし闇の一党に必要とされ、必要とさ
れているというその感動から暗殺者としての道を選んだ。
しかしその反面、ただ利用されているだけというのは冷静に認識している。
彼曰く『戒律は吸血鬼としての衝動をも抑える』らしく、組織への忠誠心から血への衝動を意識して抑えている。
今のところ仲間に手を出した事はない。
ニンニクが大の苦手。
テイナーヴァ
オチーヴァと同じ卵から生まれた、双子の男性アルゴニアン。
非常に読書好きで、暇があれば本を読んでいるものの実は『アルゴニアンの侍女』という有名なエロ本。
オチーヴァ同様に姿を消す能力を所持し、能力を生かして相手の喉元を切り裂く事を得意としている。
気さくな性格で新参者のフィーにも偏見はないようだ。
ゴグロン・グロ=ボルモグ
重武装に身を包んだ、どっから見ても戦士ギルドが似合う、暗殺者。
暗殺は性に合わない突撃だぜぇ、を心情にしている暗殺者で、おそらくは暗殺という意味を知らない猪突猛進オーク。
しかしその反面、退くべきところはしっかりと退くという考え方を有しており、思慮深さも実は兼ね備えていたりする。
その豪放な性格が前面に出過ぎている為に、独自の戦略思想も隠れただの猪突猛進だと思われ
ている人物、とも言える。まあ、大抵は突撃一本槍なんだけど。
任務達成率は低いらしい。
テレンドリル
ゴグロンとは対照的に、暗殺という言葉を完全に理解し合理的に死を運ぶボズマーの女性。
弓矢に長け、狙撃が得意。
オチーヴァの命令で最近は暗殺から離れ、独自の任務を実行しているらしいものの詳細は不明。
ただ聖域にほとんどいないのは確かだ。
まるで相反する気質のゴグロンとは気が合うらしく、一説には付き合っているらしい。
ムラージ・ダール
聖域で歯磨き粉などの生活用品から毒リンゴや呪いの道具までを扱う、カジート。
道具の販売を任されており、大抵は任務に就かずに聖域にいる事が多い。
元魔術師で、魔術師ギルドを追放処分された。
フレンドリー揃いの暗殺者の中で唯一フィーを敵視している。
テイナーヴァ曰く『ヤンチャな盛り』だから大目にみてやって欲しい、らしい。
アントワネッタ・マリー
ムラージ・ダールとは合わせ鏡の如く真逆にフィーを愛するインペリアルの少女。
姉を気取ったり、本で得た知識(大抵は読む本を間違えているものの)で姉妹としてフィーに迫ったりと明るさ全開でフィーす
らも圧倒する前向きな性格。
過去はかなり凄惨であったらしく、そこもフィーと一致する為親近感が沸いているらしい。
その半面で暗殺を無邪気にこなしたりと、価値観はかなり常人とは違う。
無邪気で残酷、そしてオチーヴァの地位を狙ったりと野心的でもあったりする不思議少女。