私は天使なんかじゃない






補足説明







  ちょっと休憩。
  補足説明のお時間です。





  <SEED>

  各地で活動する、核兵器を解体する組織。
  BOSとは協力体制。

  BOSとの繋がりは、BOSが暴走させた核兵器をSEEDが解体したことが発端となっている。以後、協力体制を構築。BOSはハイテクを漁り、その際に得た情報を、核施設等の情報をSEEDに
  提供することにより共存している。ただ、あくまで協力体制にあるというだけであってBOSという組織自体には興味がない。
  それ故に西海岸のBOS本部から見たら裏切り者であるキャピタルBOSとも連携している。

  構成員は全員スーツを着用、スリーマンセルで各地で行動している。
  本部及び組織の規模は不明。
  現在キャピタル・ウェイスランドで任務中のアレックス、ジャッケル、ヘッケルはミスティがルックアウトに到着する直前まで、ルックアウトに滞在していた。

  また、数年前のキャピタルにもSEEDが来ており、その際にコンスタンティン砦の核兵器を解体していた。
  同施設には大量の核兵器があり、その解体に重点を置いていた為優先順位の低かったメガトンの核爆弾は放置されることとなった。





  <コンスタンティン砦>

  キャピタル・ウェイストランド北部にある軍事基地。
  大量の核兵器が放置されていた。
  現在はSEEDによって全て無力化されている。





  <BBアーミー>

  ブルーベリーアーミー。
  旧タロン社残党で構成された警備会社。
  旧タロン社の本拠地はであるバニスター砦に拠点を構える、旧タロン社残党の中では最大規模の構成員を誇っている。警備自体は押し売りではあるが、メガトン共同体は辺境の街々までカバー
  できるだけの余力がまだない為、結果として辺境の防衛に一役買うこととなった。

  核兵器を保有している。
  そのことを知ったオータム派のエンクレイブが発射しようとテコ入れし研究者たちを送り込むものの、修復と同時にBBアーミーは人狩り師団に発射権を譲渡。
  ミスティたちが襲撃するものの核は発射されることになる。

  その後BBアーミーはBOSとの抗争に敗れ降伏。
  ブルーベリー大佐は身柄の保護を条件にBOSの傘下に組み込まれることを了承した。





  <バニスター砦>

  旧タロン社の本拠地。
  戦前はアメリカ軍の軍事拠点であり核ミサイルが地下で眠り続けていた。タロン社はそれを知っていたものの発射装置が破損しており、エンクレイブが修復するまで発射できない状態だった。
  現在はBOS傘下となったBBアーミーが変わらずに駐留している。





  <核ミサイルはどこ飛んでった?>

  人狩り師団は核をビック・エンプティに撃ち、着弾。
  オータム派エンクレイブは核兵器をクリスティーナ派のエンクレイブ本拠地である地下軍事要塞ドーンに対して使うつもりだった。





  <ビッグ・エンプティ>

  旧時代に作られた、科学のメッカとも言うべき場所。
  西海岸にある。
  現在も稼働し続けているものの、その地域一帯はフォース・シールドに覆われている為、基本的には立ち入りはできない。また入った者は行方知らずとなる。
  その為、場所こそ判明しているもののNCR、リージョン共に手を出すことを禁止している。
  通称科学の墓場。
  また、この辺り一帯は戦前に中国側からの核攻撃のクレーターが多い為、クレーター・ウェイストランドと呼ばれている。

  ただ、現時点では空から降ってきたレーザー攻撃によりシールドは消失、出入り可能となっている。怖れて入る者はいないが。
  レーザーに関してはマザーシップ参照。

  例外に技術の持ち出しに成功した人物はいるにはいる。
  カルバート教授、エルダー・エリヤ。






  <人狩り師団>

  キャピタル・ウェイストランドで組織化された、最大規模を誇るレイダーの組織。
  かつてのレイダー連合を超える規模。
  本拠地はテンペニータワー。

  目的はキャピタル二大勢力であるミスティが纏め上げた勢力、エンクレイブ勢力に対抗する勢力の構築、つまり第三勢力となり最終的にキャピタルの覇権を得ること。だがそれは人狩り師団長の
  建前であり、本音は次第に追い立てられているレイダーという悪に存在する意味を与えることだった。
  テンペニータワーはBOSによって陥落し、師団長を始めとする幹部は全滅。
  しかしその後も抵抗を続け、本編終了後も残党がゲリラ的な活動を続けることになる。

  そういう意味では、人狩り師団長は結果的にレイダーたちに意味を与えたことになる。





  <マッスル三兄弟>

  人狩り師団長、マダム・マッスル、マッドマッスルの3人を指す。
  3人ともビッグ・エンプティで強制的に改造手術を受けているので、核の発射は報復だった。





  <人狩り師団長>

  人狩り師団のボス。
  人工心臓を体内に持ち、それが起動している限り何度でも蘇る。
  グリン・フィスを圧倒するほどの強さではあったものの人工心臓が何者かによってハッキング&支配された結果、支配主が本来の強さを発揮できないまま倒されることになった。

  「人類サン、コンニチハ。ソシテ、サヨウナラっ!」





  <レッドアーミー>

  西海岸でスーパーミュータントによる支配を画策したザ・マスターが率いるマスターズ・アーミーの残党。
  目的はミュータント軍の再建。

  当初残党軍を率いていたのはアッティス将軍であり、ロサンゼルスにあるシークレットボルトを拠点に再興するつもりだったもののBOSi敗北。
  その後引き継いだのはカーティス大佐。
  大佐は各地を転々とし最終的にキャピタル・ウェイスランドに侵入、カルバート教授を失い四散していたボルト87のミュータント軍を併呑し活動を開始する。レッドアーミーの母体となっているのは、
  あくまで知性のある西海岸のミュータントたちであり、知性の乏しい東海岸のミュータントたちは消耗品に過ぎなかった。

  レッドアーミー編成後はキャピタルのウェイストランド人によるミュータント化を企んでいたものの、拠点としていたアンテナ基地がエンクレイブの欲していた施設だったことが災いして交戦状態となる。
  最終的にエンクレイブ側の核により全滅した。





  <カーティス大佐>

  アッティス将軍の副官で、レッドアーミーの総帥。
  しかしただのスーパーミュータントではなく、その肉体にはザ・マスターの肉塊が潜んでいる、ザ・マスターの器。ザ・マスターの人格の方が強く、時に人格が奪われる。
  大佐もそのことは承知しており、器となることはザ・マスターの寵愛であると認識している。

  ただ、ザ・マスターがより強い肉体であるミスティに興味を示し、彼女の肉体を奪うには大佐の肉体では力不足だと考えた結果、基地に迷い込んできたジェリコの肉体に寄生。そのままザ・マスターの
  肉塊を規制させたジェリコがレッドアーミーを統率することになり、絶望した大佐は単身でグリン・フィスに挑むものの戦死。
  
  西海岸最強の傭兵団であるストレンジャーを雇う立場にあり、度々彼らを西海岸で暴れさせ、東海岸であるキャピタルでも依頼として暴れさせていた。
  その目的はNCRを始めとする勢力の目を逸らす為であり、その隙を衝いてキャピタルに移動した。





  <ザ・マスター>

  元人間で、人間だった際の名前はリチャード・グレイ。
  ミュータントこそが世界の新しい人類であると考え、人間をミュータントにすれば争いがなくなると信じザ・マスターと名乗り、スーパーミュータントの軍団であるマスターズ・アーミーを編成した。
  しかしミュータントには生殖能力がなく、その進化は頭打ちであり限界であることをボルト13(初代主人公)に指摘され、自爆。
  だが肉塊の一部はカーティス大佐に寄生しており、虎視眈々と機会を伺っていた。

  最終的にミスティの肉体に興味を示し、その肉体を奪う為に大佐以上と評価したジェリコの肉体を奪うべき寄生するものの、その肉体はDr.ミカヅキに施されたVジーン計画の技術により大幅に
  強化されており支配するつもりが完全に取り込まれる形となってしまった。ジェリコは強化の代価として肉塊の一部をDr.ミカヅキに譲渡した。





  <Dr.ミカヅキ>

  グリゴリの堕天使を名乗る勢力の1人。
  Dr.レスコの蟻実験に対し技術提供をし、ワリーのクローンを作る手伝いをしたりと各地で暗躍する科学者。脳こそ人間のモノではあるものの、その肉体はマシーンミュータント。
  マシーンミュータントに関してはマザーシップ参照。

  Dr.ミカヅキとは偽名であり本当の名はDr.ボロス。
  ビッグエンプティにおけるシンクタンクであり戦前から存在し続ける天才……の脳。
  ジェリコからザ・マスターの欠片入手後は西海岸に去って行った。





  <シンクタンク>

  ビッグエンプティの頭脳集団。総勢6名。
  とうの昔に肉体は失われ、機械に脳を移植して存在していた。だがビッグエンプティを外界から遮断していたフォース・シールドが失われた為、マシーンミュータントの肉体に脳を移植して這い出てきた。

  現在はグリゴリの堕天使を名乗っている。
  BOSは技術を貯めこむことを目的としているが、グリゴリの堕天使は自分たちの持っている技術を周囲に分け与えている。
  それは善意でも好意でもなく、その技術が与える影響の過程と結果を知る為。

  主に西海岸で活動している。





  <Vジーン計画>

  全面核戦争前にアメリカ軍が提唱した計画。
  人間の遺伝子を弄り、人為的に化け物を作り出して戦場に投入するというもの。しかし倫理的に問題があるとして計画は消えた……わけではなく、ビッグエンプティ主導でその計画は発動。
  そして時代は移り、ジェリコがその被験者となる。

  結果、様々な要素が重なり、ジェリコは完全な化け物となった。





  <Dr.アンナ・ホルトはどうしてオールドオルニーにいたの?>

  ミュータント製造のノウハウがないことが大佐にばれて追放。
  宛もなく彷徨っていたところをウィントに拾われてオールドオルニーに滞在していた。ミスティを捕縛する為にいたわけではなく、あくまで偶然。





  <彼女は何がしたかった?>

  FEVをばら撒くというバイオテロを画策していた。
  その為、ミュータント軍再建の為にFEVを探していたレッドアーミー内に製造のノウハウがあると嘘を言って入り込んでいた。
  テロの理由は自分がグールになったから。
  キャピタルの住人全てがミュータントになれば平等だと考えていた。

  追放後は一転、人間に戻ることを夢想する。
  その後押しをしたのが彼女と入れ替わりに組織に入ったDr.ミカヅキ。彼の技術がエンクレイブすらも超えるものだと知り、去り際に彼がミスティを引き渡せば人間に戻すとそそのかされたことを
  信じ行動に移した。が結果として何1つ成すことが出来ずに死亡。










  こんなところ、かねぇ。
  赤さんが爆誕してから中々忙しく、自身が体調を崩したりとなかなか更新がままならなくて申し訳ない。

  早い内に次回更新します。