私は天使なんかじゃない
そして、それから
意味のない日々が続く箱庭の中であなたは一体何をお望みですか?
「配置」
「了解しました」
年季の入った白いコンバットアーマーを着た士官の命令で、緑色の軍服を着た兵士5人が迅速に動く。
装備はアサルトライフルを手にし、腰には手榴弾、10oピストル。
士官は兵士たちの行動を腕を組んで見ている。
眼前には歯車型の扉。
112と記されている。
それはボルト112の扉で、現在キャピタル・ウェイストランドに存在している最後の稼働しているボルト。既に地上部分にあったカモフラージュの建物であるスミス・ケーシーのガレージは崩壊し、
骨組みしか残っていない。3年前にエンクレイブが再侵攻した際の砲火によって焼失してしまっていた。
「ふぅむ」
そう呟いたのは歯車型の扉の近くにある開閉システムを、ボルト101の住民が持ち出した品であるPIPBOYでハッキングしている白衣の老人。
老人の近くには小型の球状の物体が置かれている。
ガコン。
歯車は作動し、スライドし、重厚な音を立てて開く。
兵士たちが銃口を歯車型の闇に向けた。
「……」
沈黙。
不意打ちはない、そう判断した兵士の1人が銃を向けながら士官に報告する。当然、他の兵士たちも今だ警戒を解いていない。
「大佐、騙し討ちはありません」
「今のところはな」
「どうしますか?」
「長官」
「んー?」
白衣の老人は間延びした感じで大佐と呼ばれた士官を見る。
「内部の状況はどうですか?」
「ふむ」
PIPBOYを弄ると小型の球状の物体は宙に浮き、そのままボルトの闇の中に消えた。
しばらくの間、キーボードを弄る音だけがする。
小型の球状物体はアイポッド、かつてこの地にエンクレイブが襲来した際のエンクレイブアイポッドを鹵獲し、改造した代物で偵察用として軍に使用されている。アイポッドから内部の状況がリアルタイムで
PIPBOYととリンクし、その画像が老人の目に映る。それだけではなく内部の空気の状況なども事細かに分析されている。
これが現在軍が偵察を行う際の基本行動。
「放射性物質はないな、一部というかかなりの部分の隔壁が降りていて、アイポッドでは進めん」
「空気は?」
「あるぞ、これは原子炉区画は生きているようだな」
「生存者」
「今のところは誰もいない。どこもかしこも閉鎖されている。何かがあったのは確かだが、何かは知らん」
「救難信号は?」
「微弱だが確かに発信されている。よくこんなものを受信出来たな。出来過ぎてないか?」
「そしてよりにもよってそれを知ったのが俺というのも出来過ぎてるよな。長官は、この件は大統領には……」
「言わんよ。そもそもワシが言わないことを前提でここまで同道させたんじゃろうが」
「……すまん」
「構わんさ。ワシはマジで最高の科学者じゃからな。平和記念の感謝祭にお上品な顔して科学長官でございという感じで座っているのは、性に合わんしな」
「俺もさ」
大佐は低く笑った。
この件は内密に処理する必要がある。
だからこそ、感謝祭で人手が足りない中でも非番の者、その中でも秘密が保てる者5名を連れて来ているのだ。
「侵入は出来そうか?」
「出来るさ、手があればな」
「ふむ」
どうやら隔壁を開けるには人の手が必要らしい。
どの道侵入するつもりでここに来たのだ、別に自身がボルト112内に突入するのは構わない。
長官は扉を通り過ぎ、振り返る。
「こりゃ驚いた」
「どうしたんだ?」
「ボルトテック社のボルトっていうのはかなり適当でな、扉の内外すぐの場所に開閉システムがあるんじゃよ。複雑に暗号化されたパスコードが必要で、まあ、凡人には開けられないだろうが」
「分かってる分かってるマジで最高な科学者なんだろ。それで、それが?」
「こっちに来てみろ」
「こっち、ね」
扉を潜り抜け、大佐は長官の側に来た。
「それで?」
「分からんか」
「答えだけ言ってくれ。悪いが、長官と違って俺は頭が悪いんだ」
「内部の開閉システムが壊されてる」
「……なるほど。確かに」
「さっきも言ったがボルトはかなり適当でな、ここ以外での開閉は出来んのじゃよ。ある意味で欠陥なのか、まあ、実験の一環でのわざとなのかもしれないが。だが住民は知る由もなかった」
「つまり、入植したはいいが閉じ込められた?」
「かもしれん」
「救難信号はそれか」
「見た感じ、この壊れ方だと……ふぅむ、2年ほど前には閉じ込められていたのかものぅ」
「2年前、か」
たまたまこの辺りを大佐がプライベートで車を走らせていた、その際に聞いた。つまりはただの偶然だ。普通ならそのまま捨て置くか、部下に任せるのだが、場所がボルト112だけに無視することが
出来なかった。大佐も当事者として、ボルト112への入植を見届けた1人だからだ。ボルト112への入植者との直接的なつながりはないが、それを知ると気分を害する者たちがいる。
なので彼が極秘裏に、個人的に、処理するのだ。
このことを知っているのは、万が一にも大統領へ伝わらないよう工作を頼んだ大統領付き主席護衛官のみだ。
兵士たちに命令する。
「お前ら3人はここで長官を護りつつ待機。人狩り師団がまだ生き残ってるからな、万が一に備えろ」
「了解しましたっ!」
「残りの2人は俺と来い。ステルスでボルト112に侵入する」
「はっ!」
「さあ、始めるぞ」
若い兵士2人を連れて大佐はボルト112を進む。
先導するアイポッド。
当然そのアイポッドは入り口にいる長官が遠隔操作している。ボルト112内の明かりはいくつか生きており完全な闇の中ではないものの、アイポッドから発せられる煌々たる光源は闇を割き、大佐
たちの足取りを軽やかに進めてくれる道しるべだった。
「誰もいないな」
大佐は1人呟いた。
少なくとも3年前には150人ほどの移住者がいたはずだ。もちろんあれから完全に閉ざされていた、何らかの事故も考えられる。
とはいえ何の痕跡もない。
整備されていないのは明らかで、通路内の電燈の一部もその為死んではいるが、電力はある。
放射能の発生も確認されていない。
つまり原子炉は生きている。
「……ブツブツ……」
その時、若い兵士の1人が何か口ずさんでいるのに気付く。
彼は、いや、今回同行している非番の兵士たちは全員戦闘経験はない。現在キャピタルの、いや、アメリカの主力となっている元BOSでもない。彼らは3年前の激戦後、正規軍に入隊してきた
新人たちだ。現在軍の割合はあの激戦を知らない世代が増えつつある。兵士たちの主な任務は治安維持であり、訓練。
もっとも、元BOSの熟練兵士たちが主軸となって今だ活動を続ける人狩り師団の鎮圧戦に従事しているが、ここにいる彼らは全員が人を撃ったことすらない。
大佐は立ち止まる。
「おい」
「は、はい?」
若い兵士と、もう1人が立ち止まる。どちらもまだ若い、10代だ。
歌っていた方の右腕に蛇のマークのタトゥーがある。
「お前歌っているのか?」
「す、すいません、心細くて」
「……マジかよ」
とんだひよっこを連れて来たと大佐は首を横に振った。
よく見るともう1人も震えている。
「どうした、お前ら」
「ボルトって、化け物の巣窟なんですよね?」
「はあ?」
「元殺し屋の人がボルト巡りって本書いたのって知ってますか? ボルト……えっと、93だか94だかはミレルークっていう得体も知れない化け物の巣窟だってっ!」
「シャキッとしろ、シャキッとっ!」
「りょ、了解ですっ!」
やれやれ、ここまで質が悪いのかと大佐は内心で溜息を吐いた。
完全に独立を勝ち得てから正規軍の増兵が決定されたものの、あくまで軍の規模を整える為の募兵であり、実際には元BOS以外は使い物にならないのが現状だ。用はまず軍としての体裁が
取れるだけの規模とし、その後に訓練して鍛える、という方針。肉体的には逞しいのだが現在この地で戦闘らしい戦闘は人狩り師団以外はなくなってしまった。
つまり実戦の経験は積めない。
もっとも、それが平和だと言われれば否定のしようがないが。
「行くぞ」
アイポッドに続いて大佐が進む。
兵士たちが続く。
進むと隔壁が降りている場所に到着した。今まで隔壁が降りている場所が幾つかあったが、アイボッドはそれを無視して一直線にここまで来た。当然このボルト内の道順が分かっているからこ
その、長官の誘導だ。一時ここはBOSが管理していたことがあるからだ。
<大佐>
「何だ?」
アイポッドを通じて長官の声がする。
<この奥が監督官の部屋に通じる道だ。ボルトの居住区を通ることになる。隔壁はそこのボタンを押すだけだ。簡単じゃろ? ボルトテックは基本いい加減だからな>
「了解した」
アイポッドは静かになる。
隔壁にボタンがある。
それを押せば開くのだ、大佐は銃を構える。
「おい、開けろ」
「……」
「開けろ」
「りょ、了解しました」
そのまま動かない。
この国の防衛はヤバいなと大佐は思うものの、いやいやBOSがいるし本日感謝祭に来訪しているピットの王との同盟は盤石だしと思い改める。とはいえこのひよっこは何とかしないといけない。
「お前怖いのか?」
「……」
「お前は」
「……」
「マジかよ」
どちらも腑抜けというわけだ。
もちろん給料泥棒させているわけではない、肉体的には普通に強い。
「はぁ」
今度は大佐は隠さずに露骨にため息。
段々とミュータントを知らない世代が増えていくのだろう、彼らにとってはボルトなんて悪霊の館的なイメージでしかないのだろう。隔壁を開けたら最後、化け物が飛び出て来ると思い込んでいるのだろう。
かといってスーパーミュータントやグールを知らないわけではない。
要は自分たちが見ていないものを信じられないのだ。少し前まで不通にいたミレルークやデスクローを信じれないのだ。だから怖れる。その強さに、ではなく、見たことのない恐怖故に。
「おい」
「は、はい」
「良いタトゥーだな」
「……ど、どうも」
タトゥーの兵士だけではなく、もう1人の顔にも戸惑いと、分かるんですかという表情が浮かんでいる。
「こいつは内緒だが」
そこまで言って大佐は声を潜めた。
秘密めいた喋り方。
「俺は蛇の親玉の2番目の舎弟なんだ」
「……えっ? えっ?」
「2番目ではあるが、俺が一番長くあいつとつるんでるな。1番目は伝説の運び屋とかを別の地でよろしくやっているらしい」
「つ、つまり、あなたがあの無敵の軍曹……っ!」
「てめぇらは軍人だろうが。怖いものは怖いだろう、それは分かるが、護るために戦うのか軍人だ。今回の任務は大統領に関係している、つまり、極秘任務ってやつだ。非番の中連れだして悪いが、も
ちろんボーナスも考えている。今度憧れの穴蔵の蛇の親玉に会わせてやるよ」
「あのギャングスタにっ!」
「おう」
「了解ですっ! さあ、やるぞっ!」
「おうっ!」
「……現金な奴らだぜ」
苦笑しつつ、まだ子供なだけなんだよなと思った。
ボタンが押され、隔壁が上がって行く。
一同は銃を構えるものの……。
「こいつは……」
そこには死体の山があった。
それもただの死体ではない。全員がまるでゾンビのような姿で死んでいるのだ。
「グールか」
大佐は呟く。
グール化の理屈は分かっている、だが放射能は洩れていない。ではなぜグール化している?
ここにある死体はボルトの住民のものだ。
ボルトスーツを着ている。
それで判別できる。
外部からのグールとは考えにくい。
「大佐、あれを」
タトゥーの兵士が壁を指差す。
そこには真っ赤な文字が書かれていた。そこにはこう書かれている。私たちをここから出して、と。
その赤は塗料ではない。
血文字。
「……処理を考えんといかんな……」
「大佐?」
「……まさかここまで面倒な展開だとは……ボスや大統領に知られると、いささかまずい……」
「大佐っ!」
「うるせぇ聞こえてるっ! ここからは慎重に進むぞ、いいな、慎重にだ」
「了解です」
大佐たちは再び奥に向かって歩き出す。
その動きには無駄はない。
それもそのはずで、兵士たちは実戦こそ経験はなく、精神的にも実戦の恐れがあるものの、訓練のカリキュラムは終了している。有能な指揮官がいれば熟練兵に匹敵するものがある。
入り口で待機している長官が操るアイポッドも宙を飛びながら同行している。なので索敵は問題ない。
今のところ何の障害もない。
生きている物は皆無。
進む先は常に死体が転がっている。
全てグール。
足を止めて2度ほど大佐がその死体を軽く検死したものの背中から撃たれている。どの死体もだ。
そして異様なほどにペットボトルが転がっている。
「何が何やら」
奥へ奥へと進みながら大佐は1人呟く。
それほど詳しくはないもののグール化の原因は被爆によるもの。だがボルト112の原子炉は通常稼働を続けている、放射能漏れがなく、電力が確保されているのだから、そうなのだろう。
では移住する前から被爆していて、移住後に緩やかにグール化したのか?
それも考えづらい。
ここに今いる、正確には、ここにいた住人達はボルト101の住人達。
移住する際のルートも共同体の警備兵が安全ルートで案内し、同行している。被爆する要素などどこにもない。放射能に対しての耐性が極めて弱いのだとしても、キャピタル初の女教師をしている
ボルト101の元監督官や女性漫画家を始めとするスプリングベールの面々は普通に生活している、だからとりわけ耐性が弱いのだとも考えられない。
つまり。
つまり理由が成り立たない。
だが……。
「大佐、ここは、その、墓場なのでは?」
「かもな」
墓場、それならそれで構わないと思っている。
行いたいのは救出ではない。
処理だ。
誰もいないのであれば、全滅しているのであれば救難信号を止めて扉を永久に閉ざすだけだ。大切なのは大統領やボスに気付かれることなく処理し、彼女らにはボルト112は隔絶された扉の向こうで
平和に生きていると思わせること。生存者がいて欲しいとか何も問題がないで欲しいという考えは最初からない。
「止まれ」
「了解です」
立ち止まる。
通路の先、行き付いた先は鋼鉄製の扉。
「長官」
<おめでとう大佐、そこがゴールじゃよ。生命反応が……あるな、1つ>
「了解した」
目で部下たちに合図。
今度は叱責されることなく素早く銃を構えた。大佐は2人の援護を受けながら扉に近付くと、扉は開閉した。自動ドア。電力はやはり生きているのだ。
その扉の先は監督官の部屋。
そこに、いた。
1人のグールが椅子に座っている。
「おい」
「……ブツブツ……」
何やら呟いている。
グールは知性があるから喋れるが、知性を失ったフェラル・グールも呻いたり支離滅裂な言葉を発したりは出来る。少なくとも目の前のグールは生きているのは確かだ。
部下たちは少し離れた場所で待機。
銃口をグールに向いている。
「おい」
「……ブツブツ……」
「あんた、まさかあの時の奴か?」
「……ブツブツ……」
そのグールは赤い帽子を被り、ボルトスーツの上にセキュリティアーマーを着こんでいる。
アサルトライフルが無造作に床に転がっていた。
無数のペットボトルと共に。
「おい」
「……ブツブツ……」
不意打ちに備えながら大佐はグールに近付くが、異臭に足を止めた。
ボルトスーツは垢だらけ。
どうやらグールは文明的な生活はしていない。
「大佐……」
「黙ってろ」
部下の言葉を封じ、大佐はグールの言葉に耳を澄ました。
何を言っているのか、しばらくは理解できない。
それは大佐に対しての言葉ではなく、会話ではなく、永遠と続く自分自身への言い訳でしかない。
「大佐、アンダーワールドのDrにこのことを……」
「黙ってろと言っているっ!」
「す、すいません」
「いや。こっちも悪かったな。この件はDr.チョッパーに知らせることはない。グール研究の権威の彼に知らせると、事が大きくなって話が耳に飛び込む可能性が高い」
「……はっ?」
「後は俺が彼に必要な処置を施すように手筈を付ける。お前たちは先に長官と撤収、感謝祭を楽しんで来い」
「いや、しかし……」
「後でボーナスはやる。行け」
「了解しました」
兵士たちを下がらせる。
完全に立ち去ったのを確認するとアイポッドの向こうにいる長官に言った。
「長官」
<何じゃ?>
「生存者はいなかった。ボルト112の開閉システムに破壊してこの件は終了とする。例えボルト112の問題に誰かが気付いたにしても主席護衛官が完了済みにしてくれる。悪いが先に撤収してくれ。
部下たちはあなたを護衛して議事堂に帰る。俺は、ヒッチハイクでもしながら帰るさ」
<分かった>
通信が切れる。
そしてアイポッドは大佐を残してその場から離れて行った。
残ったのは大佐とグールだけ。
ここで何が起きたのか、それは大佐が分かることではない。専門機関に調査を依頼すれば分かるのだろうが事が大きくになってしまう。
それは彼は望んでいないし、そしてグールもまた望んでいない。
……。
……いや。グールに関しては、もう何も望んでいないのだ。
ただただ過去の自分を正当化している。
それだけなのだ。
彼の未来は外にはない、どこにもない、最後の時まで幻想の中で生き続けるしかないのだ。
それが望んだ世界。
囚われた箱庭の中での夢。
自身を繋ぐ鎖は自身の内から生じたモノ。
大佐がそれを引き千切ることは出来ないし、例え出来ても遊離した世界から引き戻すつもりはない。
「あばよ」
「……俺は間違ってないこんなはずない水を飲んだだけであんな風になるわけがない俺の所為じゃない誰も逃がさない逃げる必要なんてない俺は正しい俺は正しい俺は正しい……」
そして扉は閉じる。
開くべき鍵穴はなく、握るべき取っ手はなく、誰も入ることも出ることも叶わない。
望んだのは平穏?
望んだのは安息?
例えそこにそれらがないにしても、望んだ世界でないにしても、選択したのは彼ら彼女ら。
責任はどこに?
結末はどこに?
そこは閉鎖された世界。
そう。
望んだとおりの閉鎖された世界、世界から隔絶された揺り籠。
今日もまた、彼は虚構の夢を抱いて眠るのだ。
※一応説明。
グール化の理由は、聖なる光修道院が使っていたドラウグール製造の為の水です。
ブッチたちが修道院の倉庫を調査した時はなかった、消失していた代物です。持ち去ったのは(正確には贖罪神父の許可の元なのですけど)ジェリコで、アラン・マックがアマタを追い落とすために
持ち帰った大量の水の出所はそこです。最初からジェリコはペテンに掛けていた、というわけです。破滅主義者のジェリコはカオスな状況を作りたかったわけですね。
これにより閉鎖に拘り続け、ミスティの説得に応じなかったボルト101の住人は全滅となりました。
まあ、そんな感じです。