アサリ(カルサイト化)

アサリ(カルサイト化)


 

Ruditapes sp.
マルスダレガイ科
幅34ミリ
第四紀更新世
千葉県印西市

*犬牙状方解石の結晶が成長して貝殻の内側に充填したもの。
表面が独特の亀甲模様になっている。
これは晶出の土台となったカシパンウニの模様が影響して
起こる現象だという。
同地の露頭は天然記念物に指定されていて発掘は不可。
この標本は造成工事のさいに砕かれた露頭の残骸を
地元の人が採取したものである。


             
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