ベッコウキララガイ

ベッコウキララガイ


 

Portlandia sp.
ロウバイガイ科
右標本の長幅42ミリ
第三紀中新世前期
和歌山県東牟婁郡串本町田並
(熊野層群)

*二枚貝が閃亜鉛鉱・黄銅鉱・黄鉄鉱などの鉱物に置換されたもの。
貝殻のカルシウムが石化の途中でこうした硫化鉱物になる。
この地域には熊野層群の最下部層(下里塁層)が分布しており
このような貝類を含むノジュールが産出する。
ベッコウキララは同地から最も多く採取されている。


             
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