シュードガレオデア

シュードガレオデア


 

Pseudogaleodea tricarinata Nagao
ステュルシオラリア科
長さ62ミリ
白亜紀後期
北海道中川郡中川町

*陶器のようにツヤのある標本だが無研磨・無塗装である。
こうしたツヤのため表面に他の生物が付着しにくく、
棲息時の美しさが保たれたものとみられる。
これと同様の状態で岩から出てくることが少なくないが
産出量は決して多くはないようである。

北海道産の貝類の研究者が少ないため不明な点が多い。
裏側は発掘時の衝撃で欠損してしまっているが、
完全体なら、殻口の軸唇から滑層にかけてもっと
幅広な特徴を見ることができる。


             
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