コノドント

コノドント


 

Conodont
(Bryantodus colligatus)
円口類の近縁種か
長さ1.4ミリ
デボン紀前期
アメリカ・インディアナ州
(Beechwood Limestone)

*ヤツメウナギなどの円口類に近い原始的な脊椎動物の歯とみられている。
コノドントとは歯に付けられた総称であり、生物本体を指していない。
魚類に含むべきではないとの異論もあって謎が多い生物である。
カンブリア紀に出現し三畳紀末期に絶滅したが
日本を含めて世界中で化石が見つかり重要な示準化石となっている。
ほとんどが0.2〜1ミリ前後しかない微化石である。
この産地からはコノドントが豊富に採取されているらしい。



             
前頁へ戻る