コノドント

コノドント



Conodont
円口類の近縁種か
長さ約1ミリ
三畳紀
京都市左京区保津峡

*ヤツメウナギなどの円口類に近い原始的な脊椎動物の歯とされている。
コノドントとは歯に付けられた総称で、生物本体を指していない。
魚類に含むべきではないとの異論もあって謎が多い生物である。

層状チャートの下部に板状に重なる砥石型珪質頁岩からの産出。
やや不鮮明で欠損もあるが櫛のような複歯状を呈する。
記載された現地の露頭の多くがコンクリート擁壁で覆われ
残された露岩の今後の保存が危ぶまれている。



             
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