コテコプス

コテコプス


 
(全体写真)

 
(脚の拡大)


Chotecops sp.
ファコプス亜目
体長92ミリ
デボン紀
ドイツ・ブンデンバッハ
(フンスリュックスレート)

*腹側に面した化石で、後脚が10本あまり残っているのが見える。
三葉虫の脚は壊れやすく死後すぐに崩れるため、脚が残る化石は極めて少ない。
こうした軟体部の残存は特殊環境のみで起こるごくまれな現象である。

アメリカ・ニューヨーク(Beecher's Trilobite Bed)から産出する
三葉虫(トリアルスルス)も黄鉄鉱化による軟体部の残存で知られている。



             
前頁へ戻る