クロカンパーク自然観察会　（比婆郡西城町）　　　

平成１６年７月４日　中国山地やまなみ大学比婆・庄原キャンバスの講座

広島県東北部の名峰道後山の麓、クロスカントリーや自転車のコース、陸上競技場などがあり、その周りに自然植物豊富な場所を配置し、春のすずらんの自生地として有名。
台風の影響で今にも降りそうな上に強い風が吹く中、リーダーを先頭にスタート
早速ハナチダケザシや名前の割には可愛いワルナスビなどが迎えてくれ、すぐに本日のお目当てのイブキジャコウソウの小さな花を教えてもらった。こちらでも今年初めて見つかった物らしく、広島県ではこの近くの猫山の頂上近くに群生しているぐらいで、珍しいとの事。花はまだ綺麗に咲いていなかったので、教えてもらわないと見過ごすこと間違いなし。
約２時間で一周して観察会は終わったが、リーダーは説明が終わるとさっさと先へ進まれるし（当たり前か？）写真は撮りたいし、強風で花大揺れ、ファインダーの中は台風並み。やっとの思いで一応撮って、走ってリーダーに追いついての連続。
最後の最後、体育館裏にモウセンゴケが咲いてると言うのでいってみると、何と小さな白い花が長い茎の上について風にゆらゆらというよりも大揺れ。とても写真にはならないと諦めかけたが、そこはデジカメの強み。数打ちゃ当たるでやっと下の写真が撮れた。
撮り損ねや、見残しが気になったので昼食を後回しにして半分ほど引き返して取り直した。
しかし台風もそれほどひどくなく、雨も降らなかったので、２時間かけて広島から来た甲斐がありました。
観察会にはまた参加させてもらって、秘密の花を見せてもらいたいものです。

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