2006.5.7

公園正面入り口霧の中の裸婦像モニュメント

 今年の3年E組のクラス会は熱海・姫の沢公園でツツジと石楠花観賞を兼ねて五月の連休明けに行われました。
 前日までの好天とは裏腹に朝から曇り空、バスに揺られて山の中腹にある公園に着いた頃には濃い霧がすっぽり辺りを包み込んでいました。
 楽しい昼食とおしゃべりタイムは何時ものクラス会と同じ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 外はと見ると霧はますます濃くなる一方、人影の少ない園内は一面に薄墨色で刷いたような、ちょっとオーバーな表現をさせて頂くと、幻想的で幽玄の世界に一歩足を踏み入れたような静寂な雰囲気が漂い、普段見慣れている公園の趣とはちょっと違っていました。
 花たちは花弁に水滴を宿し、私たちを静かに歓迎してくれているようで、何故か心休まる静かな時の中で園内に作られた小さなせせらぎのそばに咲く花などをゆっくり見て廻ることができました。

 雨降りとは違う状況での撮影は、思ったような色が出なかったため、一部の写真は色彩面で加工をして掲載しました。



霧に包まれた樹木




つつじ(ポスタル)


つつじの花(光彩)


つつじの花(スポット)