スイスへの旅1


かねてからの願望でありましたスイスへ、旅行社のツアーに参加して行ってきました。
 ツアーはリタイアした夫妻5組10人と女性添乗員の11人でゆったりとした10日間の旅でした。
 幸いにも天候に恵まれ写真も沢山撮れましたので、何回かに分けてHPに紹介させていただきます。
 第1回目は一度は自分の目で見たいと思っておりました、山岳地域3箇所を紹介します。

 まず始めは、特徴ある山容で知られるマッターホルンです。
 麓の町ツエルマットから登山電車で約1時間でゴルナーグラート展望台に到着します。
 この場所からは目前に雪をまとったモンテローザ(4634m)が座り、その右側にいくつかの山々が連なり、その間からは幾条もの氷河が流れだしています。
さらに右側に目を移すとピラミットのようなマッターホルン(4478m)がひとり聳え立っておりまことに雄大な風景です。

写真1 モンテローザと氷河群

 写真2 ゴルナーグラード駅からの眺め

写真3 トッレッキングルートにある池からの眺め

写真4 登山電車の中途駅からの眺め

 次は有名なユングフラウ、メンヒ、アイガーの3連峰です。
 登山電車の終点ユングフラウヨッホ駅は山をくりぬいたトンネルの中にあり、
「Top of Europe 3454m・11,333f 」のプレートが要所に掲示してあります。
 エレベーターで地表のテラスに出るとそこは一面の銀世界で、真上にユングフラウの頂上
(4158m)がそびえ、その下方からヨーロッパ最長と言われるアレッチ氷河が流れ出しているのが見えます。本当に雄大なパノラマです。
 反対側のテラスからはメンヒ(4099m)の頂上が頭上にせまっており圧倒される思いです。
 テラスから撮った写真では全体が判らないので中継地のクライネシャイデック(2061m)から撮った写真を示します。

写真5 ヨーロッパ最長のアレッチ氷河

写真6 メンヒ(左端)とユングフラウ(右側) 
両峰の中間鞍部に
展望台がある

写真7 アイガー(3970m)と雲巻く北壁

写真8 クライネシャイデックにある新田次郎の墓標

三番目はモンブランです。
 ここは、フランス領ですが、ジュネーブからバスで1時間半くらいで国境の入出国検査もなく山麓の町シャモニー(1036m)に到着します。
 この地から、ロープウエイ2本とエレベーターを乗り継ぎエギーユ・ディ・ミディ展望台(3842m)へ着きます。
 ここは富士山頂よりも高いところですが、何の苦労もなく到達できるのは驚きです。
 展望台からは360度の眺望があり、ヨーロッパの最高峰モンブラン(4807m)をはじめ雪をまとった4000mクラスの峰みねや雪も積もれない針峰群、遠く雲の上にはマッターホルンもかすかに望まれます。
 下の方に目をやれば氷河の流れ、雪の上を行く登山者、さらに下にはシャモニーの町が見えます。
 このように眺望が良いことは、非常に稀れなことと地元の人も言っておりました。本当に幸運な私達でした。

写真9  モンブラン(右)とグランドジョラス(左)

写真10 針峰群と雪上の登山者

写真11 ボゾン氷河の急斜面

写真12 谷間に広がるシャモニーの町



以上で山岳の紹介を終わります。ご観覧ありがとうございます。