中欧紀行T



オーストリア (その1 ザルツブルグ)

チェスキークルムロフを出発した私たちのバスはさらに南下し、何事もなく国境を越え
オーストリアに入り、ドナウ川を渡りリンツを通り、黄昏の頃ザルツブルグのクラッシクな
ホテルに着きました。ザルツブルグとは「塩の城都」を意味します。
 翌日、市内観光に出かけました。


  ミラベル庭園(北部)

映画「サウンド オブ ミュージック」の舞台となったところで左の建物
ミラベル宮殿です。夕食後ここで小さなコンサートを鑑賞しました。
正面の山の上にはホーエン ザルツブルグ城塞(以降「城塞」と称します)が
望まれます。


ミラベル庭園(南部)

公園の中央部から南門方面を見たところです。
周囲にはいろいろな
彫刻が並んでいます。


ザルツアッハ川越しの旧市街

これから私たちの行く街で、青いドームの大聖堂、「城塞」などが望
まれます。


生家のプレート

上は帝王カラヤンの生家に、下は天才モーツアルト
の生家に掲示さ
れているプレートです。
この他にも物理学者のドップラー、モーツアルト

住居にもこのようなプレートが掲示されています。
わが国でも著名人ゆかりの建物にもこのような
掲示がありますね。


帝王カラヤンの像

この街では天才モーツアルトは絶大な重みがあります。
チョコレート
の包み紙や飾り額などにおなじみの彼の顔が描かれています。
帝王カラヤンもこの街で誕生しましたが、モーツアルトにくらべ少々影が
薄いと感じましたので、彼の名誉のためにあえてここに掲載しま
した。


モーツアルトの生家

4階の窓の開いている部屋で1756年
彼は誕生しました。

内部は博物館になっていて当時の楽器や
自筆の楽譜、家具など
が展示されています。


ゲトライデガッセ小路

穀物小路とでも称するのでしょうが旅行社の
添乗員は「にぎやか通り」
と言っていました。
そのとおり観光客で賑わっています。
小路のお店には商いの種類を示す鉄細工の
看板が掲示されています。

世界のマグドナルドもこれに習い凝った看板を
掲示しています。
昔 文字の読めない人たちのためにこのように
なったそうです。
モーツアルトの生家もこの小路にあります。


花売りのおばさん

この小路には花売りなどの露店も見られました。
客待ちのおばさんを撮りました。


大聖堂前の広場

広場では何かのお祭りがあり、いろいろなイベントが見られました。
金色の大玉もその一部です。堅牢な「城塞」も間近に見え、
その右側に見えるケーブルカーで登ること
ができます。


「城塞」からの眺め

「城塞」から旧市街を見たところです。右手前の三角屋根は城の一部
で、
その向こうの青いドームや塔の付いた大きな建物が大聖堂です。


「城塞」の中庭

城の中はここで生活する施設が備わっていますが、
この部分は守りの施
設で内部の一部は公開され
ており、いろいろな用途の部屋、これらを結
ぶ廊下、
見張り所などがあります。
また、日本語のイヤホンガイドも貸してくれます。


大聖堂の内陣

大きなドームとこれに付属する小さなドームが
つながっています。
昔の人
はどのようにしてこれを造ったのでしょうか。
天才モーツアルトの洗礼や帝王カラヤンの葬儀も
ここで行われました。


歌の練習

ドームの下では大勢の人が賛美歌の練習をしていました。
年配の方も
多く皆楽しそうでした。



次回はザルツマングート地方とドナウ川船下りをご紹介します。