中欧紀行T


その2 チェスキー・クルムロフ


まえがき
チェスキー・クルムロフはプラハの南約150km、オーストリアとの国境に近く典型的な南ボヘミヤの風景の中にあります。
この都市は絵はがきに示すとおりブルタバ川が大きく蛇行するところにあり、中央広場を中心とした街と対岸の岩山に建つ城郭とから成り、都市全体が世界遺産に登録されています。



展望台からチェスキー・クルムロフ城方面の眺め
二つの塔はこの都市のシンボル的な役割をはたしています。


中央広場に面した市庁舎と観光案内所
この案内所には日本語の案内書もあり、私も1部買い求めました。


中央広場に面したホテルやレストラン
私たちは中央のホテル1階にあるレストランで昼食をとりました。


昼食のメインディシュ
珍しい料理なので写真に残しました。内容はジャガイモの上に香辛料をまぶした
白身の魚のソテイを置き、その上に薄切りのトマトとオレンジ
が載り、
脇にはニンジン、小さなトウモロコシなどが添えられています。

味付けは濃い目の塩味でした。

この後で大きなケーキのデザートが出ました。
前菜からデザートまで残さず平らげました。本当に満腹しました。


お城へ続く道
正面の岩の上に建つ城郭とシンボルの城塔。
三菱のトラックが止まって
いました。


ブルタバ川に架かる橋から見た城郭
川に面した崖を利用して外敵の侵入を防ぐ構造がよく判ります。


城郭内の建物
壁面には彫刻が施されているように見えるダマシ絵が描かれています。
たしかに、本物の彫刻を飾るよりは安上がりですね。
お城の建物には
至るところにこのような絵の装飾が見られます。
建物内部は案内人が付いて見学可能ですが、写真撮影は禁止されています。
各部屋には昔の時代、ルネッサンスから近代までの様子
が再建されています。


城壁の窓からの眺め
赤茶色の屋根の向こうに中央広場方面を見たところです。
黒い屋根
の聖ビート教会が尖塔と共にひときわ大きく聳えています。
遠くには南ボヘミヤの丘陵地帯が続いています。


次回はオーストリア・ザルツブルグをご紹介します。