編集後記
「回覧板は毎月、発行されては、さあっと読まれて、記憶から消 えてしまう」
「久我山昔話」は、「かいらん」に載っている、そんな小さなコ ラムです。けれども、今年120 話を超えて、これをまとめたら、 自治会の確かな足跡になるのでは、久我山の財産になるのでは、
と思い立ち、役員会へ提案し、この冊子を作ることになりまし た。
まとめてみると、橋1本、公園の木1本にも、それぞれの成り 立ちがあり、今は静かなこの住宅地にも、戦争の大きな被害があ ったことを再確認しました。
筆者の庄司さんは、60 ページを超える原稿に目を通した後、 「毎月「かいらん」を読んでもらうには・? どうしたら・? と思っていました.「かいらん」に昔話が描かれていたら,「今月
は何かな?」と読んでくれるのではないか。と続けてきたこと が、こんな成果になって嬉しいです。ある方が引っ越すことにな り、「かいらん」の読める地域に移りたい」と話されたのも励み
になりました。」と語ってくださいました。
この冊子を作るにあたり、ご協力いただいた役員の方々、関係 者に改めて御礼を申し上げます(編集 矢野和代)。
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