1日目
今年の家族旅行は、ローマ。
別に、宮古島に飽きたわけではありません。
結婚20周年の記念に海外旅行をと考えていたのです。

1日目
ローマへ

  CATHAY PACIFIC、香港経由でローマに。

   18:30 成田発
   22:05 香港着
   23:55 香港発
    6:30 ローマ着

フィウミチーノ空港から鉄道駅へ。
空港ビルから鉄道駅への通路は何カ所かありますが、
「STAZIONE」の表示の通り行けば簡単にたどりつけます。
チケット販売所には列ができていました。
クレジットカード専用のチケット販売機で買おうとしましたが、
うまくいかず、その列に並びました。
そこで、レオナルド・エクスプレスのチケット(9.5ユーロ)を4枚購入しました。


私がレオナルド・エクスプレスのチケットを買っている間に、
息子は、隣のT(タバッキ)で、B.T.I(メトロバス3日間チケット11ユーロ)を4枚購入しました。
「B.T.I×4」と書いたメモを見せたので、簡単に買えたそうです。
後で気がついたのですが、このTでもレオナルド・エキスプレスのチケットは売っています。
あの列にならぶこともなかった、と後悔しました。
実際、帰りのチケットは、テルミニ駅地下のTで買いました。

B.T.Iで3日間、地下鉄、バス、トラムが乗り放題。
ホテルがトラムの駅に近かったので、トラムにはかなり乗りました。
  

レオナルド・エクスプレス乗車。
ノンストップでテルミニ駅に向かいます。
そう家族に説明していると、列車は減速して、次の駅に停車してしまいました。
その次の駅にも、そのまた次の駅にも停車したところで、その列車がレオナルド・エキスプレスではないことを確信。
となると、その列車はFara Sabina行きで、テルミニには入線しません。
Fis(国鉄)で乗り換えるか、地下鉄に乗り換えるかしなくてはなりません。
結局、Ostiense駅で降りて、地下鉄Piramide駅からTermini駅に向かうことにしました。
Ostiense駅からPiramide駅までは動く歩道でつながっていて迷うことはありませんでした。
  
レオナルド・エキスプレスでないことに気づかないで写真をとりあう私たち


1日目
ホテル

部屋の外には遺跡
テルミニ駅に到着すると、次の目的地はホテル。
そのまま地下鉄A線に乗り換えるか、トラムで行くか相談し、
よりホテルの近くに到着するトラムで行くことに決定。
ホテルの前に着くと、ドアが開いていず、
ノックをしまくりましたが、誰も出てきませんでした。
隣のホテルのドアにはインターフォンがついていましたが、
私たちのホテルのドアにはそれはありませんでした。
そうこうしていると、隣のホテルのドアが開き、招き入れられました。
監視カメラに私たちの様子が写っていたようです。
両ホテルは名前はちがいますが同じホテルで、
レセプションは、私たちの宿泊する建物にはないことがわかりました。
スーツケースを1つ預けると、次の目的地は、ヴァチカン。


1日目
サンピエトロ寺院

A線MANZONI駅から地下鉄でOTTAVIANO S.PIETROI駅まで移動しました。
ヴァチカンに着いたのは9時。
朝一番に並ぶのが定石なので、まずは、ヴァチカン博物館の列に並ぼうとしましたが、
ものすごい行列で、最後尾は
VIA DI PORTA ANGELICAの真ん中ぐらいでした。
少し歩けばサンピエトロ広場です。
先に、サンピエトロ寺院に入り、食事の後、再度ヴァチカン博物館に行ってみることにしました。
サンピエトロ寺院も行列でしたが、ここは少し待って入りました。
服装チェックも受けました。
娘は子供なので、ノースリーブでもOKでした。
寺院内見学→宝物館→クーポラ


巨大なサンピエトロ大聖堂
相当離れて撮っています。


内部の広さは実際に
いかないとわからないかな。

     
外側 ← 聖年にしか開かない聖なる扉 → 内側



 宝物館のエントランスには、法王様の交代に関わる記述が付け加えられていました。    
 宝物館では、黄金の輝きに息を飲みました。ここに世界の富が集中している、と感じました。
 宝物館は撮影禁止でした。
 館内には日本人はすばらしい、と言ってくれる大柄な案内人(紳士)がいて、
 私たちにしきりに話しかけてきました。
 真っ白なピエタのレプリカがありました。
 本物は一部暴漢にハンマーで壊されているが、レプリカは完璧だと言っていました。



クーポラのエレベータの順番を待つ間に、
出発前にshiroさんに薦められた、
アトランテ・スターホテルの屋上にあるリストランテ「LES ETOILES」に
日本から持参した携帯電話で電話をしました。
ランチの予約をしたかったのですが、8月はディナーのみということでした。
リストランテ側から、
「ディナーはどうか。」
と誘われたのですが、
ヴァチカン博物館の後どうするかが未定だったので、予約はやめておきました。
「お父さん、どこに電話してたの?」
と息子に聞かれ、
「レゼトアールだよ。」
と答えると、
「それってローマ?」
・・・・・私が、地元(ローマ)の店に電話するは無謀だと考えているようでした。
食事の予約ぐらいなら簡単な英語で済むのに。


エレベータはクーポラの付け根までで、そこからは階段。後ろのクーポラ(←)のアーチの中に
こんな階段(→)があります。
上に行くにつれ、両脇の壁は迫ってきますし、
その壁が斜めになってきます。
結構足にこたえました。
上に到着すると、大勢の人がいて、
思うように景色を眺めることはできませんでした。


  
クーポラの中を見下ろす。 クーポラの外を見下ろす。


1日目
MANCINI MICHELE

サンピエトロ広場からヴァチカン博物館へ行く途中のターボラ・カルダで昼食。ターボラ・カルダは、トレーを持って自分の好きな料理を選んでから席に座るバフェテリア形式のレストランです。

  ピザ、スパゲティ、サルティンボッカ
  モツァレラチーズとトマト、鶏肉のグリル
  メロンと生ハム、ペンネ×2、ヨーグルトのドルチェ
  飲み物

ついつい多めにとってしまい、安く済ませるつもりが110ユーロに。
カードが使えそうではなかったので、払いが心配になり、食事の途中で隣のBKで両替をしました。
BKでの両替は、交換率がよいので安心です。
翌日、翌々日は土日だったので、BKでの両替はこのときだけでした。
土日にはテルミニ駅で両替しましたが、手数料が17.9%もとられ、びっくりしました。


1日目
ヴァチカン博物館

昼食後、
ヴァチカン博物館に向かいました。
行列はどうなっているか、と心配しながら行ってみると、
なんと博物館入り口まで行ってしまいました。
結局、行列はゼロ!
狐につままれたようでした。
皆が定石を守るあまりの結果でしょうか?
ラファエロの間、システィーナ礼拝堂を中心に、
広い館内を効率的に回りました。
作品の説明はどこにもないので、
娘や息子にも旅本(地球の歩き方 A10ローマ)を一冊ずつ持たせてありました。
その旅本に載っている作品では、少し時間をとって見ていきました。

クーポラから見下ろしたヴァチカン博物館

ラオコーン

ベルヴェデーレのトルソ

床のモザイクがすばらしい円形の間

地図のギャラリー

ラファエロの間

「システィーナ礼拝堂」
(撮影禁止のため写真はなし)

出口は、二重構造の螺旋階段。以前は入り口でもあった。

 
ローマ到着後すぐに行動したので、この日はもうくたくたでした。

3回の機内食で食事のリズムも狂ってしまっていたからでしょうか。
夕食は抜きにしました。