ダイガク設計事務所

 

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設計の考え方

私は設計するに当たって、必要と判断すれば、たとえ過剰な強度と

言われ様とも、自分の基準で耐震設計を行っています、そうする事で

10年後新しく耐震基準が厳しく改正されても、時代や法基準に左右さ

れず本当の耐震力を維持出来るからです。

 今回の震災で、香取市の液状化地域において、近隣の建物が全て

被害に遭った中、15年前私が設計した建物は無傷でした、その時

は過剰で無駄だと思えても、こうして災害に遭遇してみると、起こるで

あろう事態への想像力が、如何に大切かを再認識しました。

 液状化とは想像以上に凄まじい物で、こうして家が傾いてしまうのと無事だった家とでは、大変な差と成ってしまいました。 

 

 

高耐震による基礎鉄筋工事写真

やはり耐震は足元から、が大事です。

木造2階建て住宅のべた基礎の鉄筋です
精密計算によると、この位の鉄筋が必要
となります、これ以上だと鉄筋を二重配筋します。
 
 
 
 
 

 

10.5cm×10.5cm角の筋交い。
 
1, 許容応力度による精密計算をすると、
これ位の筋交いが必要になります。
 
2. 柱と筋交いをボルトでつなぎ、柱と基礎をホール
ダウン金物でつなぐ。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

精密構造計算により、細部の補強まで計
算で算出されます。
柱が強度不足の場合右二枚目写真の様
に柱をW柱としたり、下の写真の様に仕口
の強度が足りない時は金物で補強する。
 
 
 

 

特注のシステムキッチン、これでメーカー
の既製品よりも低価格で出来上がってい
ます。
 
寸法
巾3.0m×奥行1.0m×高さ0.9m