語釈
ハク ヘン ニ ル ヲ ルヲ ヲ シ ルト ヲ ルヲ ラ ス ト ラ
子 曰、「@由、誨1 A 女 2知 之 1 乎。3知 之 為 知 之、不 知 為 不 知。
二 一レ レ レ レ レ レ レ
レ ル ト
是 知 2 也。」(二為政一七由誨女知)
(注)@由 子路の名。姓は仲、字は路、または季路。孔子より九歳年少。勇を好み、直情径行であった。A女 「汝」に同じ。
一 書き下せ。
二 口語訳
孔子が言うことに、「由よ、お前に知ると言うことを教えようか。知ったことは
知ったこととし、知らないことは知らないこととする、それが知ると言うことだ。」と。
三 次の語の読みを現代仮名遣いで記せ。
1 誨 2 是
四 次の語の意味を辞書で調べよ。
誨
五 二重線部1、2の文法事項に答えよ。
1 乎 助字 2 也 助字
六 傍線部1〜3の問いに答えよ。
1 「女」は誰をさすか。 2 孔子のいう「知」とはどういうことか。
3 知之為知之不知為不知 どうすることか。
構成 孔子→子路 知る =知る 知ること
知らない=知らない
主題 知ることの意義
解答
一 子曰く、「由女に之を知るを誨へんか。之を知るを 之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知る
なり。」と。
三 1 おし 2 こ 四 おしえる。 五 1 疑問 2 断定
六 1 由 2 知っていることと知らないことを区別する。
3 知っていることは知っていることとし、知っていないことは知っていないとする。