君はペットバトンD
飼い主:ライル ペット:ロベルト
ライル『善良な母の言うとおりには生きたくなかった・・母への申し訳なさから多額の送金をしていると判ってはいるが、戻る気は無い・・・』
ロベルト『あんな何の変化もない生活は真っ平だ・・・振り返ったのは家を出たときの1度だけ・・・それだけでいい・・・』
●家に帰ってきたら玄関前に怪我をした『ロベルト』がいました。どうしますか?
某国、宿屋の玄関前
ライル「・・・・何をしているんです、こんな所で」
ロベルト「・・・・うるせーな、助ける気が無いんならほっといてくれ」
ライル「見たところ家出少年の成れの果てのようですが、世の中の厳しさが理解出来たらさっさとママの所に帰りなさい」
ロベルト「うるせーって言ってんだろ!・・・絶対・・帰るもんか・・・あんな・・とこ・・ろ・・」
ライル「・・・(たまには気まぐれもいいでしょう) 来なさい、1食くらいなら食べさせてあげてもいいですよ」
ロベルト「んなこと言って、油断させてオレを売り飛ばそうってか?」
ライル「確かに、磨けばいい値がつきそうですが・・・丁寧に洗って、傷をつけないよう丁寧に運んで売るなんて、そんな面倒な小金稼ぎはごめんです。私はガキもガキの扱いも大嫌いですから」
ロベルト「・・・・・いいぜ、1食くらい世話になってやる」
○手当をして食事を与えると眠ってしまいました。何処に寝かせる?
注文した食事が来るまでの間、怪我の手当てをする・・ひどく殴られたようだが骨や筋肉には異常はなさそうだ。
ライル「そんなに急いで食べてはむせますよ・・・」
ロベルト「ぐっ!・・・・」
ライル「全く言ってる傍から・・それは私の酒!」
ごくっ・・・・・・・・・ぱたっ、すやすや。
ライル「ハア、これだからガキは・・仕方ありませんね、今夜は私の部屋の床に転がしておきますか」
●朝起きると「しばらくおいて」と言ってきました。どうしますか?
ロベルト「う゛〜あ・だ・ま・い・で〜〜」
ライル「二日酔いのガキの面倒をみるだなんて・・・ほら、この水を飲んで」
ロベルト「ごくっ、・・・あ゛〜気分悪〜」
ライル「・・・・うるさいですよ」
ゴツン・・・読んでいた本のカドで殴って眠らせる、全くどうして私がこんな事をしなければいけないのか・・・。
○話し合いの結果ペットとして飼う事になりました。好きな名前を付けて良いとの事、なんてつけますか?そして、あなたをなんて呼ばせますか?
ロベルト「何でペットなんだよ」
ライル「面倒見てあげるだけ感謝しなさいクソガキ」
ロベルト「オレはガキじゃねぇ!ちゃんとロベルトって名前がある!」
ライル「農業を何の変化も無い仕事と言ってること自体、何も判っていない証拠です。日照りが来れば枯れるし、水害がおこれば腐るし、収穫前にハリケーンが来れば全ての苦労が水の泡となるのですよ。数年おきに植える場所を変えないと畑を傷めてしまう作物だってある」
ロベルト「・・・オレん所はハリケーンなんて来ないし、きちんと水路もある」
ライル「随分恵まれているじゃないですか」
ロベルト「・・あんた農業に詳しいのか?」
ライル「本で読んだ知識しかありません」
ロベルト「学があるってやつか、あんた」
ライル「面倒みてあげているのですから、“あんた”ではなく“ライル様”とは言えないのですか?」
ロベルト「じょ、冗談じゃねえ、ライルで十分だろ」
●お風呂に入る様に言いつけると「怪我をしているから頭を洗って」と言ってきます。洗ってあげる?
チャッ(無言で鞘に入ったままの短刀を構える)
ロベルト「な、何のマネだよ」
ライル「いえ、キチンと洗って差し上げるために大人しくして頂こうかと」
ロベルト「(ぞ〜〜〜っ)いい!わかった!自分でやる!」
○『ロベルト』がお散歩(お出かけ)したいと言ってきています。何処に連れていき、何をしますか?
ロベルト「どこ行くんだ、ライル」
ライル「酒場に仕事を探しに行くんですよ、酒も飲めないガキはお留守番していなさい」
・・・・・じゃれあい(言い争い)の末、結局ついてきたロベルト、酒場のマスターとライルが話している間、賭けポーカーをやっている酔っ払いを見ている。
ロベルト「なあライル、少し金貸してくれ、倍にして返すから」
ライル「ガキがカードゲームですか」
そう言ってはみたが、自信ありそうな態度に金を渡してみる。
そのままゲームの様子を見ていると・・・・今、カードの柄が変わった?
ライル「本当に倍にして返してくるとはね、ガキの癖にイカサマとはやるじゃ無いですか」
ロベルト「へへ、初めてにしちゃ上手くいったろ」
ライル「あれが、初めて・・・仕込めば相棒として多少は使えそうですね。たっぷり鍛えてあげましょう、ロベルト」
●『ロベルト』が寝たいそうです。何と言ってくるでしょうか?一緒に寝ますか?
ロベルト「あ、明かり消すのかよ」
ライル「寝るのだから当然でしょう・・・ひょっとして暗いのが怖いのですか?」
ロベルト「そんな事は無ぇ!頭に口のある吸血鬼なんて怖くないぞ!」
ライル「・・・・・・ほお、それでは私が面白い話をして差し上げましょうか?すぐにぐっすり眠らせてあげてもいいですよ(短刀を構える)」
ロベルト「ぐっ・・・・」
○他にペットとどんな事をしたいですか?
ライル「まだまだ使い物には程遠いですね」
ロベルト「・・・あれだけしごいといて言うかよ、ちっとはオレのこと認めやがれ!」
ライル「そう言うこと事態、子供の証拠ですよ、そのチンピラにしか見えない態度もやめなさい、私まで品が悪く見られる」
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