拍手お礼3

 

男の食彩1 ヴィンセント(&フランシスカ)

 

ヴィンセント「は?料理・・・ですか? 港町出身ですから、魚の扱いなら見よう見まねで出来ますが」

フランシスカ『何言ってんのよ団長! 新年会のアレ好評だったじゃないの!』

ヴィンセント「あれは料理と言えるものでは・・・」

フランシスカ『料理の重要なスキルでしょ!包丁さばきは! 意外だったわ〜団長ってば大剣だけじゃなくちっちゃい包丁の扱いも上手いのね〜 騎士団の皆も美味しくって沢山食べられて満足してたじゃない!

ヴィンセント「あれは偶然大物が届けられたから・・・え?姫もお召し上がりになりたいと?早速準備致します!」

フランシスカ『あ、団長〜アレやるのなら食べる人たくさん呼ばないと!少人数で食べるのは拷問だし・・・・・え?何が始まるのかって?マグロの解体ショーv

 

 

 

男の食彩2 ジーク(&フランシスカ)

 

ジーク「料理・・・ですか? 一人暮らしが長いのでそれなりには出来ると思いますが・・・」

フランシスカ『アンタね、アレを料理って言うのはまずいんじゃないの?』

ジーク「? 不味かったですか?」

フランシスカ『味はまあまあよ、・・・それ以前にビーカーでお茶とかスープ作って客に出すのを止めなさいっ!』

ジーク「まあ、ビーカーだと器が熱くて飲みにくいですが、手近にあるのでつい」

フランシスカ『そーゆー問題じゃないでしょっ! だいたい台所に蜘蛛の巣が張ってるってことはほとんどビーカーですませてるってことよね!』

ジーク「研究が忙しくてつい・・・・・(一応死にませんし・・・・)」

 

 

 

男の食彩3 ロデル(&カイン)

ロデル「え?オレの料理?・・・う〜ん釣った魚は母さんに渡してるし・・・・キャンプで作る“あれ”くらいかな〜・・・え?食べてみたい?ってお姫様に食べさせるようなもんじゃ・・・ちょっと待ってて!」

ロデル「お待たせっ!」

カイン『え〜っとロデル?スープに“キャベツが丸ごと沈んでる”だけに見えるけど』

ロデル「おう!キャベツの丸煮だから!」

カイン『・・・・・・・・・・』

ロデル「まあ、食ってみなって!」

カイン『・・・・・あ、中にひき肉とか詰めてある・・・結構美味しいね、姉上』

 

 

 

男の食彩4 エドガー

エドガー「料理だと?そんなものは料理人に指示して作らせればいいのだ・・・コゼット、そろそろ焼けるぞ」

エドガー「父上、あまり肉ばかり食べていてはメタボリックの心配が・・・・」

エドガー「母上、野菜しか食べていないではないですか!コレステロールは女性ホルモンの材料なのですから少しは食べないと・・・・・」

 

(意外と焼肉奉行な補佐殿・・・最後のセリフは何気に爆弾発言かも・・・by管理人)

 

 

男の食彩5 ユージーン(&リオウ)

ユージーン「料理?俺が?・・・う〜んしいて言えば“手間も味付けも最低限の素材が勝負”の料理って所かな?・・リオウも結構ウマイって言ってたし・・・え?食べてみたい?・・そりゃ材料調達とか簡単だけど」

ガシッ!!

リオウ『姫!彼の料理は大した事ありませんから、ジーン行くぞ!』

ユージーン「何だよ!お前だってウマイって言ってたじゃん」

リオウ『それは一族での“山中潜伏サバイバル訓練”での話しだ!その辺の動物性たんぱく質を焼いて塩を付けただけのものを姫に食べさせる気か!』

ユージーン「やっぱムリ?・・・だよな〜」

 

 

後書き座談会

リオウ「本当は王宮男性陣に“ぐるくん釣り大会”をさせて、ついでに“姫への料理コンテスト”をさせるつもりだったらしいのですが」

ジーク「魚料理ネタを全員分思いつくわけもなく、挫折してこうなったと」

カイン「当時の拍手のシステム上(3・5・10でローテーションかランダムか選ぶ)僕の話はばっさり切られました」

アストラッド「全く出番がない私よりマシでしょう」

 

フランシスカ「管理人は“団長はお兄さんがいるころは気軽に街に出かけていた”と思っているんで、馴染みの漁師や料理人に色々教わっている・・と思っているって事で」

ヴィンセント「・・・・人を江戸時代の旗本の三男坊扱いですか」

フランシスカ「でも板前とか結構似合いそう・・ローデンクランツ近海にマグロがいるかどうかは謎だけど」

ヴィンセント「マグロ泳がせたり、ぐるくん泳がせたり、無茶苦茶やりますね」

 

ジーク「理系なら定番ネタですよね」

フランシスカ「まあ、ありがちよね、・・・特にジークはそういう事気にしなさそうだし」

 

ロデル「え〜〜っと、『雑なのか手が込んでいるのか分からない料理』をさせてみたかったらしいな」

カイン「まあ、どっちかというと食べる専門って感じだしね、ロデルは」

 

エドガー「なんなんだ、これは」

ジーク「仕切り屋・・という事で、こういう場面も仕切っていそう・・という事らしいです」

カイン「コゼットに“もう!兄さま落ち着いて食べられませんわ!”と叱られて凹んでそうだよね」

エドガー「全く・・ところで“爆弾発言”とはどういう意味だ」

ジーク「コレステロールは女性ホルモンの材料=女性らしさの元・・という事で、不足しているという事は女性的機能が・・」

カイン「ジッ、ジーク!後ろ!」

 

 

リオウ「自衛隊の(レンジャー訓練」“生存自活訓練”ネタですね、最初は軍人ということで団長を・・と管理人は思っていたようですが、『貴族様には無理だろう』とこっちにネタを振られました」

ユージーン「まあ、一族なら『3日分の食料で6日間山の中を駆け回って目的地到着にする(宿泊が無いので“五夜六日の訓練と言う)』より過酷な訓練もあるだろうしな」

リオウ「・・・・そういえば長老が言っていたよ『誰もがやつれて帰ってくる訓練から“オレ太ったかも〜”とか言いながら戻ってきたのはジーンが初めてだ』・・・って」

ユージーン「だってよ、腹減らしながら駆けずり回るって面白くないじゃねえか、だったら『食えるもんと食えないもんの区別・方法』くらいキチッと覚えるさ」

 

 

 

男の食彩 番外編 カイン(&姫&エドガー、現代パロ?)

「あら、もうこんな時間・・食事の準備しなきゃ・・エドガーも食べるわよね?」

エドガー「ああ」

カイン「え〜〜〜、姉上、料理手伝うよ」

カイン「はい、サラダは僕が作ったんだよ」

「え〜っと、カイン、レタスだけ?」

カイン「まあ、食べてみて、結構美味しいんだから」

「ホント、味付けどうやったの?」

エドガー「・・・・・(さっさと帰れ!・・と言う意味だな、これは)」

 

Wikipedia より

レタスだけを使ったサラダを英語で「ハネムーンサラダ」と言う。Lettuce only、もしくはLettuce alone(レタスだけ)の発音をLet us onlyLet us alone(私たちだけにして)に引っ掛けたものである。

 

                              2010/05/22