あとがき座談会 (ジペルディー家騒動記編)
エドガー「管理人が書くSSは『仕掛けた者が負ける』『最後に出てくる者がラスボス』となることが多いが今回のはその典型だな」
オースティン「・・・登場前からラスボスのオーラが漂っていたな」
シモーヌ「あなた、何かおっしゃいましたか?」
オースティン「いっ、いや別に!」
コゼット「そういえばお母様、お父様とどんな話をなさっていましたの?」
シモーヌ「・・・そなたにも教えておかねばなりませんね、コゼット別の部屋で話をしましょう」
コゼット「?はい、お母様」
エドガー「父上、聞きたいような、聞かないほうが身のためというか、そういう予感がするのですが・・・」
オースティン「ま、まあ母子の話は放って置いてこちらを終わらせよう」
ヴィンセント「そうです、さっさと終わらせましょう」
エドガー「・・いたのか、ヴィンセント」
ヴィンセント「最初からいましたよ(脱力)」
オースティン「“たとえおかしな行動だとわかっていても、あわてると見苦しくなる。堂々と実行したほうがマシだ”がテーマだそうだ」
ヴィンセント「エドガー殿の場合単に俺様なだけかと」
エドガー「何か言ったか?」
ヴィンセント「いっ、いえ!」
オースティン「管理人としては『エドガーはどんなにピンチな状況でも、(意地で)平然とした態度で乗り切る』と褒めているつもりらしい」
エドガー「嬉しくありません」
オースティン「貴族たちの嫉妬も“デキル者”に対する物だぞ」
エドガー「当然でしょう」
ヴィンセント「・・・どう見ても俺様ですよ、この話、ジペルディー家は4人とも俺様だと思うのですが・・・」
シモーヌ「ほう、その話詳しく聞かせて貰いましょうか」
コゼット「そうですわ!」
ヴィンセント「! お二人ともいつのまに! ど、どちらへ移動されるのですか?」
エドガー「・・・骨はひろってやる」