あとがき座談会 (ジーンお仕事中篇)
<ガタン>
リオウ「誰だ!」
ユージーン「にゃ〜ん」
リオウ「ジーンか、入って来い」
ユージーン「あのねリオウ、ここは『なんだ猫か』ってスルーするところでしょ」
リオウ「入れ!さっさと終わらせるぞ」
ユージーン「で、リオウ。お姫さんには可愛がってもらえた?」
リオウ「・・・何を考えている」
ユージーン「えー、猫をかわいがるんだから、のどを撫でるとか、腹を撫でるとか、しっぽを握るとか」
リオウ「・・・3っ目は動物虐待じゃあないのか?」
ユージーン「お姫さんが“可愛がる”って約束したんだし、俺に礼くらい言ってもいいんじゃねえの?」
リオウ「・・・さて、ジーンが占い師なんかやっている理由だけど、ある茶会で“王宮キャラはどんな占いをするか”という話題になったんだって」
ユージーン「(無視かよ・・・)管理人外しまくっていたらしいな」
リオウ「まあ、あの人にとって“占いをする”は『占って』と頼まれてみる方だしね。
“ジーンはやらないよね”に
“器用そうだから対象者に近づく手段ならやりそう”
って言ったらしいよ」
ユージーン「んで、“それは、張り込みとか一族の連絡場所にも使えそう!”となったワケだ」
リオウ「あっという間に行列が出来て、張り込みには使えなさそうだけどね」
リオウ「でもあの人、発言時は『貴族のオカルト系のサロンに出てくる占い師』をイメージしていたらしいよ」
ユージーン「はあ?貴族サマってのはヒマなことを・・・」
〜ガサガサ(悠よりカンペ)〜
リオウ「えーっと『具体例:ラスプーチン(予言者?)』」
ユージーン「・・・・・・・・・・・・・・・・」
リオウ「ジーン、姫様方にお礼言っといた方がいいよ。あの人にまかせておいたら何させられるか分かったものじゃない」
ユージーン「S姫さん、P姫さんありがとうゴザイマスm(_ _)m」
ユージーン「まあ、これで俺が王家に近づいたら3年もマジメ〜に笛吹いてたヤツの立場無くなるモンなあ〜」
リオウ「・・・・ジーン、顔貸してくれる?神殿脇の林にでも」