レッツクッキング!
サジタリアス「テンビン、テンビン!見て欲しいものがあるんだけど」
テンビン「何や?」
サジタリアス「こっちこっち!」
テンビン「これ、インセクトワーム?寝てるんか?」
サジタリアス「もお、ちゃんと仕留めてるって、急所に矢が刺さってるでしょ!」
テンビン「そらそうやけど・・・一矢で仕留めるなんて流石サージやな」
サジタリアス「えへへ〜、でね、これで“アレ”作ってくれる?姿煮!」
テンビン「ああ、あれか〜好みが結構分かれるんやけど」
サジタリアス「お願い!作って!作って!(キラキラ)」
テンビン「しゃ〜ないな、じゃ持って帰ろか」
テンビン「おかしいな〜前に使こた鍋が無くなっとる」
サジタリアス「どこに行ったんだろう?」
テンビン「(多分、誰かが“もう食べたくない”って隠したんやろうけど)せめてこれが丸のまま入る物が無いと無理やな、沸騰に耐えられる耐熱性のある桶とかあれば、料理法もあるんやけど・・・」
注:管理人妄想、人間と同サイズで扱われることから、体長は80センチ以上、直径も40センチくらいはあるかと・・・
サジタリアス「桶?・・・・じゃ、あれはどうかな?」
テンビン「それはちょっとヤバいんじゃ・・」
サジタリアス「ちゃんと洗うから!料理する前も片付けも!だからお願いっ!」
テンビン「う〜〜ん、じゃ、誰かに見つかる前にやってしまおか?」
テンビン「テンビン」
サジタリアス「サジタリアスの」
テンビン・サジタリアス「「お料理こーな〜」」
テンビン「今日は“インセクトワームの姿煮、わっぱ汁風”です」
サジタリアス「あの酸味がたまらないんだよね〜」
テンビン「まず、たき火で石を焼き、アツアツになった石を水を張った桶に入れて沸騰させます」
サジタリアス「焼けた石を扱う際は十分注意してくださいね」
テンビン「石は堅〜〜い玄武岩が最適って言われています、ここで注意!表面がスベスベした石を使います、ザラザラした石は中に水分を含んでいる事があって、熱したときに破裂する可能性があります!」
サジタリアス「へえ〜こうすると鍋じゃなくてもお湯が沸かせるんだね」
テンビン「沸騰したら、インセクトワームを沈めます、沸騰が弱まったら、先に入れた石を取り出して、焼けた石を追加投入して煮込みます、あまりグラグラさせると煮崩れて姿煮じゃ無くなるので注意してください」
サジタリアス「味付けはテンビンに任せるね」
テンビン「ダシや調味料の投入は、様子を見ながら・・・スープを良い感じに吸って1,2倍位の大きさになったら完成で〜す」
サジタリアス「美味しそう〜〜あとはお皿に盛りつけるだけだよね、取ってこなくちゃ」
テンビン「あ、ウチも探すの手伝うわ」
氷虎「う゛わ〜〜〜ん、アリエス!タウロス!お風呂の中に何かいる〜〜」
サジタリアス「あ゛」
テンビン「ヤバい、見つかってしもうた」
注:妄想料理です、お風呂では絶対に実験しないでください。