幽霊の片袖見たり・・・(平野・大念仏寺)
8月の第4日曜日に年1回だけ、平野・大念仏寺の幽霊画が公開される、と人に教えていただきまして、それは見逃す訳にはいかんやろう、と思い立ちまして、行ってまいりました。
全部で12本ありました。概ねお芝居に登場する幽霊、怨霊の皆さんで、結構馴染み深い顔ぶれでした。いつごろ、どなたの筆、とも分からぬ謎の幽霊画だそうです。 |
平野は、平安時代から開けた土地だそうでございまして、征夷大将軍の坂上田村麻呂の次男、広野麻呂が治めた土地で「ひろの」が訛って「ひらの」になったんやそうで。 にわかには信じがたい「訛り」ですが、そうらしいんで。 |
平野は、また講談「難波戦記」の舞台としても有名です。 大阪夏の陣で真田幸村が地雷火(じらいや)を仕掛け、逃げ惑った徳川家康がついには後藤又兵衛の槍にかかって落命するというお話。 以後の家康は、影武者で、墓は堺の南宗寺にあるといいます。 太閤びいきの大阪人の作ったフィクションですが・・・今日は暑うて、暑うて・・・。戦記物の跡をたどる気力・体力なく・・・本日は撤収! (__: また、こんどそっちもレポートします。お楽しみに。 |
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浪花・上本町 御可笑拵処「東雲堂」 狐狸窟彦兵衛 謹製
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