収  庫
ここは関係者以外立入禁止です。
誤って立ち入られた方は直ちに退去願います。

館 長

隠れた名石か?・・・ただの石ころか?・・・さて困った、困った(^^;

学芸員の気ままで本館に移したりする訳でして・・・(^^;;



エピタキシャルメサ型
Vcbo=150V(D73は120V)
Vceo=100V
Vebo=7V(D73は5V)
Ic=5A
Pc=60W
Tj=175℃
Icbo=2mA(D73は5mA)
hFE=70(10V,1A)
fT=10MHz(D73は20MHz)((Vcb=10V、Ie=300mA)

Vcbo=150Vと耐圧の高い2SD73の2SD74もあったもよう・・・






2SB249
60年代のゲルマパワーTR
金メッキ&黒塗装
E,Bのリードも金メッキ
リードの封入口も並みではない・・・

Vcbo=−80V
Vceo=−40V
Ic=−5A
Pc=54W
Tj=90℃
Icbo=−1mA
hFE=60
fT>0.2MHz



70年代の2SD73
裏の金メッキリードとリード封入口にゲルマパワー時代のパッケージの面影を残している・・・


80年代の2SD73
量産型(裏の姿もありきたり)
Icbo=5mAにゲルマパワー時代の特性の面影は残している・・・




三重拡散メサ型
Vcbo=150V
Vceo=100V
Vebo=7V
Ic=7A
Pc=80W
Tj=150℃
Icbo=300uA(Vcb150V)
hFE=60(5V、4A)

「最新トランジスター、バーティカルFETによるステレオ・アンプの設計と製作」(安井 章 著)において、2SA649のコンプリとして使われている






三重拡散メサ型
Vcbo=120V
Vceo=80V
Vebo=7V
Ic=7A
Pc=80W
Tj=150℃
Icbo=300uA(Vcb150V)
hFE=60(5V、4A)


2SD323の低耐圧バージョン





一応・・・(^^;

Icbo=50uA
hFE=90/60(B541A/D388A)
fT=14MHz/15MHz(B541A/D388A)
Cob=340pF/190pF(B541A/D388A)




勿論同じものの表と裏・・・(^^;

ここに無断入室した方(^^;で、このTrの解をご存じの方、是非教えてください。



その1
Aが付く直前のD388最終型も既にプレーナー型だったのですよ・・・
裏側のひょうたんがそのあかしです。

その2
D388Aのリマークです。


う〜ん、確かにD388Aの裏側もひょうたんなんだわな〜(^^;






三重拡散メサ型
Vcbo=−150V
Vceo=−150V
Ic=−1.5A
Pc=20W
Tj=150℃
Icbo=−100uA
hFE=30〜240
fT=10MHz
Cob=50pF
rob=50Ω




エピタキシャルメサ型
Vcbo=−60V
Vceo=−40V
Ic=−1A
Pc=15W
Tj=150℃
Icbo=−1mA
hFE=80
fT=30MHz
Cob=60pF
rob=140Ω


2SA614の低耐圧バージョン





エピタキシャルメサ型
Vcbo=−80V
Vceo=−60V
Ic=−3A
Pc=25W
Tj=150℃
Icbo=−1mA
hFE=80
fT=15MHz
Cob=100pF
rob=60Ω

Vcbo=−70V
Vceo=−50V
の低耐圧バージョン2SA615もあった?





エピタキシャルメサ型
Vcbo=−150V
Vceo=−100V
Ic=−1A
Pc=15W
Tj=150℃
Icbo=−1mA
hFE=80
fT=15MHz
Cob=100pF
rob=30Ω


2SA653の低耐圧バージョン
と言ってもVceoが低いだけ(−120V→−100V)





E、Bの足が金メッキの
2N3766

例のモトローラマークの下は「CGGJANTX」と書いてある。よくある「MEXICO」と同じくどこかの地名(工場名)?写真では見えないがケース横に0835、もう1個は、0897とあるとのこと。「生産番号では」とizuさん。






三重拡散型
Vcbo=300V
Vebo=5V
Ic=100mA
Pc=15W(25℃)
Tj=150℃
Icbo=100μA(200V)
hFE=80(Vce=10V、Ic=50mA)
fT=20MHz(Vcb=50V、Ie=-20mA)
Cob=5pf(Vcb=50V、Ie=-20mA)
rob=30Ω(Vcb=50V、Ie=-20mA)




三重拡散プレーナー型
Vcbo=300V
Vceo=300V
Ic=200mA
Pc=15W
Tj=150℃
Icbo=0.1uA
hFE=80
fT=80MHz
Cob=3.8pF
rob=30Ω






プレーナー型
Vcbo=80V
Vceo=50V
Ic=3A
Pc=25W
Tj=150℃
Icbo=100uA
hFE=30〜300
fT=1MHz
Cob=150pF






マランツブランドの2SA627!

これが使われていた頃のマランツって米マランツ?





マランツブランドの2SD555!




こちらはTECブランドの2SB539!



ロットが3桁とは珍しい・・・




エピタキシャル型
Vcbo=60V
Vceo=40V
Ic=200mA
Pc=300mW
Tj=150℃
Icbo=0.5μA
hFE=140
fT=250MHz
Cob=7.5pF(C943は3.4pF)





上に同じ




2SC1478

エピタキシャルプレーナー型
Vcbo=35V
Vceo=35V
Ic=50mA
Pc=150mW
Tj=175℃
Icbo=0.1uA
hFE=540
fT=150MHz
Cob=2.2pF



三菱のマーク入り

Icbo=−0.1uA

hFE=250〜1200
fT=100MHz
Cob=3pF



同上




Vcbo=100V
Vceo=80V
Vebo=5V
Ic=50mA
Pc=250mW
Tj=125℃
Icbo=1μA
hFE=600
fT=100MHz
Cob=2.7pF

2SC1400と全く同じ規格?だが、実は中身はローノイズ加工をしてないC1400。
「プリにはどうかと思いますが、パワーに使う限り音はC1400と一緒です」(M−NAOさん)




Vcbo=60V
Vceo=45V
Vebo=5V
Ic=200mA
Pc=250mW
Tj=125℃
Icbo=0.1uA
hFE=80
fT=200MHz
Cob=5.5pF




2SA917−2SC1951

Vcbo=120V
Vceo=120V
Vebo=5V
Ic=150mA
Pc=750mW
Tj=120℃
fT=70/140MHz
Cob=3.5/2.8pF

実は2SA896−2SC1811の低耐圧バージョンと知っている人はいるだろうか・・・




Vcbo=−50V
Vceo=ー50V
Ic=ー50mA
Pc=200mW/unit
Icbo=ー0.1μA
Tj=125℃
hFE=250〜800
fT=100MHz
Cob=3pF





シリコニクス製2N3954A(^^;


左と下はこんなところに放置していては怒られそう(^^;

実はGOAに続く金田さんの第三世代“完全対称型出力段”が生まれたのがMJ93年12月号のNo−131“6C33CーB真空管DCパワーアンプ”で、その画期的アンプに整流用として起用されたのが左のS19J、S20J、そして下の1S2711。
ともに1年後のNo−125“電源トランスレス6C33CーB DCパワーアンプ”にも起用されている。

が、金田式に起用されたお陰で
あっという間にこの手のCANな高圧ダイオードが枯渇してしまい、真空管アンプを楽しんでいた方々の顰蹙をかってしまったらしい・・・。