無 題

01041401

National NEO Hi−Top




ただの乾電池。

・・・なのですが、これの新品を未だに持っておられる方は世間広しといえども○○さんぐらいではないでしょうか・・・(^^; 私は紙ケースだけは持っていますが(^^;


では、ご存知でない方にはお知らせしましょう。

これは外観こそほぼ同じですが、現行の水銀0の「NEO」ではなく「NEO Hi−Top」なのです。今の「NEO」には「Hi−Top」の表示がありません。そもそもしばらく前までは赤い外観の「Hi−Top」という乾電池があって、それに対して「NEO」だった訳ですが、今や「Hi−Top」はなくなってしまったようです。

駄耳の私は、かつてこの乾電池で聴いた音を思い出すことも出来ず、環境配慮で水銀0の現行「NEO」で電池式GOAや完全対称型アンプを未だに聴いているのです(^^;

が、衝撃の事実は・・・

「水銀入り。実は、音質悪化は、水銀無しになるはるか前から始まっていました。徐々に悪化していったのが、最後の一線を越え、ニッカドと大差ない音質になった時点で、電池の役目は終わりました。」とM−NAOさん。そして最後の一線とはもちろん水銀0の「NEO」に変わった時のことです。
・・・・・・

そうですね。そこで電池式の歴史は終わっていたのでしょう。世間に多種の電池ありといえども金田さんの電池式に使うことを許された乾電池は唯一ナショナルのネオハイトップだけだったのですから。そしてネオは文字通りネオハイトップではないのです。

では、水銀0の現行「NEO」で未だ聴いている私は・・・
・・・実は、電池の役目にまだ未練があるのです(^^;;




(史料提供M−NAOさん)