タイトル | : Re^3: STAX |
記事No | : 2500 |
投稿日 | : 2019/02/24(Sun) 19:48:42 |
投稿者 | : TAKA |
kontonさん、gajiraさん こんばんは TAKAです。
>DN2540、IXCP10M90Sは2SA1968に変わりうるものでしょうか。サーチしてみます。
gajiraさんが紹介されたサイトを拝見しました。海外では日本以上にSTAXドライバーを研究していますね。
DN2540はMicrochip社製のデバイスで、このような製品が在るのは知りませんでした。 仕事ではMicrochipのPICマイコンなどチヨコットしたところでよく使っていました。 DN2450は面実装デバイス、耐電圧は500V,デプレッション型の縦型MOS FETのようです。 もともと、スイッチング用なので0〜500Vのリニアな領域のデータはありません。 リニア領域で使うと放熱を考慮する必要があり、面実装の放熱は少し難しいかもしれません。 500Vの耐電圧はSTAXドライバーの定電流回路としては不足で、2段構成にする必要があります。
一方のIXCP10M90Sはスイッチング用、レギュレータ用で、パッケージは2SA1967と同じTO-220なので放熱は やり易いです。 900Vの耐電圧は終段の定電流回路には充分でしょう。これもデプレッション型のMOS FETですが、 トランジスタや5極管と同じく飽和特性です。Idssは約100mA、ピンチオフ電圧(Vp)は約-10Vのようです。 デプレッション型なのでソース抵抗を挿入し、自己バイアス回路で定電流回路を実現できます。 気になる点は電極間容量がデータシートには載っていません。 IXCP10M90Sは現行品、400円程度で購入できるようです。 入手が難しい2SA1967や2SA1968の代替になりえると思われます。終段にSRPPとして使っても面白そうですね。 以上
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