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200年住宅を目指して住まいづくり

大量生産大量消費の生活から個性ある心豊かな生活に

大量生産大量消費の社会を続けている結果、地球環境に大きな悪影響を及ぼしています。
日本の社会は、今その反省から新しい方向に向おうとしています。
地域では、昔から地域のものを大切に扱い生産してきました。その良さを認識して家づくりをしたいと思っています。
そこに住まう人の個性や家族の考え方を大切に育むには、地域で育った木や土や紙、また石などを使って家づくりをするのがよいと思っています。家は日常の忙しさから開放されてほっとする空間です。自分が育ったふるさとです。
私は、大量生産された住宅を30年足らずで解体し大量生産された家を建替えるよりも、100年、200年大切にメンテナンスしながら住み続けるの家を選びます。
私は、古民家再生や200年以上耐え続けた本物の古民家材リサイクルを通して、200年住宅を目指していきます。
私にとっての家相の定義

家を建てるときは、その地域に合った建て方をするのがよいと私は思っています。
海のそば、山の中、湿気の多い場所、乾燥地帯等々・・・・・・・・その地域に合った住まいが家相のよい住まい。

住む人が安全で快適な生活をするための機能条件は当然クリアーしなければなりませんが
住む地域の日照、通風などの自然気候条件や人工的なもの(ビルなどの建物)による影響を考慮する必要があリます。
 家相のよい家とは、そんな自然条件を考慮して建てる、地域に合ったあなただけの家です。
私は家相を診る専門家ではありませんが、昔からよく言われていることをプランニングに取り入れます。家相に配慮しすぎてデザイン性が失われることはありません。
昔から鬼門などと言う方位によって出入り口を設置しないほうがよい位置があります。
また、、水洗トイレがなかった時代に、トイレの位置が悪いため風向きや日照によって
住まいの中に悪影響を及ぼすとされる場合などがあります。
台所の位置は、食物が早く傷むので西日が強く当たる所には設置しないようにしていました。
道の突き当りと玄関の位置をずらす。玄関を間口の中心に持ってくるのは社寺建築。建物を左右対称にしない。等、これらは私がプランニングをする際に考慮する一部です。
 そうは言っても「限られた面積の土地に家を建てるのだから家相のことなど考えてる余裕はない」とおっしゃる人もいるでしょう。また、機械的に処理すればよいことです。
 私はどんな小さな家でも、敷地でも家相に示された家づくりの考え方を考慮して家を建てます。
都市部では人工物が多く設置され、自然環境が変化しているため昔からいわれている家相が当てはまらない場合もあります。農村部では隣家が離れていますから家相は取り入れて家を造ったほうがよいと、私は思います。