ドライブのデータ転送速度を高速化する
最近のHDDやCD-RWドライブは、UltraATA/33、UltraATA/66、UltraATA/100などに対応している。
それぞれの転送速度は、最大33MB/sec、66MB/sec、100MB/secとなっているが、その性能を最大限に
発揮するためにはDMAを有効にしておく必要がある。
DMA(Direct Memory Access)とは、CPUを介さずに、デバイスとメモリ間で直接データをやり取りする
アクセス方式のことである。特に、手動でWindowsをインストールした場合は、デフォルトではDMAが
無効になっているので要注意である。
- [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[システム]を選択する。
- [ハードウェア]タブを選択して、[デバイスマネージャ]をクリックする。
- [IDE ATA/ATAPIコントローラ]の[+]をクリックして展開する。
- [プライマリIDEチャネル]をダブルクリックする。
- [詳細設定]タブを選択する。
- 核デバイスの[転送モード]欄を[DMA(利用可能な場合)に変更して、[OK]をクリックする。
デバイス0がマスター、デバイス1がスレーブに相当する。ただし、すでに[Ultra DMAモード]に
なっている場合は、DMAが有効になっているので設定の必要はない。
- 続けて、[セカンダリIDEチャネル]も同様に設定しておく。
- [デバイスマネージャ]を終了して、Windowsを再移動する。
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