一定のメモリ空き容量を確保
Windowsでは、物理メモリに
データが収まりきらないと、一定時間アクセスしていないデータを仮想
メモリ(ページングファイル)に待避させる。
仮想メモリが発生す
ると、本来なら物理メモリにあるデータをHDDからアクセスすることにな
るため、メモリとHDDのアクセス速度の差に応じて
データの転送速度
に遅延が生じる。このため、アプリケーションの起動時に十分な物理
メモリがが確保されていない場合、スワップファイルが発生しやすくな
り、アプリケーションの起動時間や動作速度が遅延する。
そこで、常に一定以上の物理メモリの空き領域を確保しておけるよう
に、オンラインソフト(CatchemanVer.5.0)を使って設定しておこう。
- [スタート]→[プログラム]→[Chacheman]→[Chacheman]を選択する
- メニューから[Settings]→[Memory Recovery]を選択する
- [Periodic Memory Recovery]の[Enabled]をチェックする。チェックすると、定期的に物理メモリの空き領域の確保を開始する。
- [Try To recover]の[Every ** minutes]に何分間隔で物理メモリの空き領域をチェックするか指定する。
- [If free memory is below]に、物理メモリの空き領域が何MB以下なら、物理メモリの空き領域の確保を実行するか指定する
- [Memory Amount]の[User Defined]を選択し、何MBの物理メモリの空き領域の確保を実行するか指定する。[Automatic]を選択した場合は、メモリ全体の使用状況に応じた最適値で物理メモリの空き領域が確保される。
- [Do not recover on high CPU Usage]をチェックする。チェックすると、物理メモリの空き領域の確保時にCPU負荷が高い場合、実行処理を5分間遅延できる。これにより、アプリケーションの起動時やファイル読込み時に処理が衝突したり、動作が不安定になることが回避される。
- [Do not recover on hihg HD Activity]をチェックする。チェックすると、物理メモリの空き領域の確保時にHDDアクセス負荷が高い場合、実行処理を5分間遅延する。
- [Recover on Startup]をチェックする。チェックすると、Chacheman起動時に物理メモリの空き領域の確保を実行する。
- [Flash Tray Icon on Recovery]のチェックを外す。外すと、物理メモリの確保時にChachemanをタスクトレイに格納しておいても、デスクトップに表示されるようになる。
Chacheman Ver5.0 Outer Technologies
シェアウェア(10ドル)95/98/Me/NT40/2000/XP
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