こんなやり取りをして終了となった。
合格発表まで、立体駐車場上でけん引の方向転換を見た。4人中、方向転換が出来たのが1人のみ。あとの3人は3回切り返ししても入れられず試験中止であった。
そうこうしているうちに11時過ぎになったので2番窓口で発表を待った。11時40分ころ発表があった。長かった。発表のときにスピードの出し過ぎを注意された。スピードさえ注意すれば合格だったのかと思い試験場を後にした。次は土日挟んで3日後である。

ちなみにハンドルは普通でした。（逆ではなかったです(^^;)

今日は午前中に、大型2種の免許をもらった。本当は、午前中に大特のキャンセル待ちで午後大型2種の免許という予定だったが、寝坊してキャンセル待ちできずに順番が入れ替わってしまった。
11時45分くらいにキャンセル待ちの列に並び50分ころにノートが出たので大特の欄に名前を書き込んだ。結局大特のキャンセル待ちをしていたのは筆者一人のようだった。しばらくして普通1種の路上と普通2種以外の種目は受験できる旨の放送があったので手続きをした。免許記載事項が変わった（大型2種が増えた）のでそのことを告げる（事前にコピー機にいるお姉さんに申請書の裏にコピーしてもらった）と受付のおっちゃんが1枚紙を出してきて氏名、免許番号、変更理由等を書き込んでいた。
申込み手続きが終了し、受験カードを貰うと2号コース2番であった。またも2号コースかー（前回落ちているのでやや引き気味）と思ったが、あまり気にしないようにした。この日は大特受験者は2名だった。1番の方は海上自衛隊の人らしく、それっぽい服装をしていた。

いよいよ試験がはじまった。まず1番の人は、方向転換で終了したらしく早々戻ってきた。続いて筆者の番である。運転席に乗り込み、ミラー調整（今回はしっかり触ったが試験官は見ていなかった（笑））、シートベルトをして、ギヤをＮにして、エンジンを始動した。この後、筆者の試験史上初となる大変な出来事が起こる。かなり焦った。
次にバケットを上げ、ギアを２に入れてウィンカーを出して5点確認してスタートした。（ここでハンドブレーキを下げていないことに気づいていない）。慣らし走行が終わり少し進むとハンドブレーキの上辺りのパネルに赤いランプがついているのが視界に入った。『なんだろう？こんなの前回着いていたかな？』と思ったが目線を下げるとふらつくので気にしなかった。
最初のコーナーを曲がるため減速しようとブレーキを踏むと、減速が以上に早い。『変だな？』と思ったが課題走行1800回転だったので気にせずアクセルオンで飛ばそうと思った瞬間、運転席下から何やらくさい臭いが！。ここで初めてハンドブレーキを下し忘れていることに気が付いた。『やばっ』とすぐにハンドブレーキを下ろした。煙はおさまると思ったがだんだんひどくなりやがて試験官が『ん！？なんか煙りでてないか？煙出てんぞ！！』『止まれ！止まれ！』と怒鳴られた。駐車場したの2番交差点ど真ん中で停車した。
少し止まっていると煙がおさまったので、『じゃあ、行こう』ということになり発車した。そうすると立体駐車場が終わった辺りを左折するのだが、この直前に煙りがさらにひどくなった。試験官がまた『止まれ！止まれ！！』というので左折（坂道下のトンネル手前）して停車した。
試験官が降りて前輪辺りを覗き込んでいる。戻ってくると、『ハンドブレーキを上げて』『下ろして』を何度か繰り返した。しかし赤ランプ（前述）が消えない。試験官が『ランプがきえねーなー』『失敗したなー、壊われちゃったよ。』『ハンドブレーキ上げっぱなしで走ったよな。』『失敗したなー』とぶつぶつ言っていた。筆者は、仕方ないと思い黙っていた。でも最悪、この車両の修理代を出さないといけないのかなー、と思っていた。
しばらく（2～3分）停車したあと『エンジンかけて少し前に動かしてみて？』と試験官が言った。そうすると赤ランプが消えた『おっ、消えた、消えた』『じゃあ、行こう！！』と試験官が言った。筆者は『行っていいんですか？』。『行こう行こう』と言われ発車した。
気を取り直し、方向転換に向けて車両を進めた。方向転換は、午前中に外から見ていてハンドルを切るタイミングを確認していたのでその通りやってみた。切るタイミングは、『後退後、前輪が角を通りすぎてワンテンポさらに遅く』である。そうすると後輪は縁石やや手前を通過する。後輪を縁石に沿うように誘導するとなかなかいい位置に誘導できた。次に左に合図を出して発進した。ここは前輪が角をすぎて少し方向転換スペースから出るまでハンドルを切るのを遅らせた。そうしないと後輪が接輪してしまう。後輪が接輪しないよう注意するのと前輪が前の縁石に接輪しないように注意して方向転換を脱出した。
その後は、踏切通過、踏切出て右左と曲がり（このとき左折の大回りを注意される）優先順位のない見通しの悪い交差点を通過し突き当たりを左折、7番を左折、で信号のある交差点を通過である。ここで通過直前に信号が黄色になりあわててブレーキを踏んだ。試験官から『なんで行かないんだよー。横断歩道をふさいじゃうじゃん。あれは行かないと』『もったいないなー』と話していた。一応完走したが、不合格雰囲気満点である。
発着所についてからのやり取りである。

試験官：『左折時に少し大回りになった所があるから気を付けろ』
試験官：『あと、交差点！あれは行っちゃわないとダメだよ。あれだけで20点減点だぞ。』
筆者：『はい』
試験官：『その他は良かったよ。』
試験官：『もしあの交差点がなかったら合格したかもわからんぞ』
筆者：『はい（不合格を感じる）』
試験官：『次がんばってな』
筆者：『（不合格を確信）』

交差点の出来事は、しょうがないと思っている。あそこでもし行っていてもブレーキ踏まれたらその時点で終わりだし、いつも信号が直前に変わったらどうしようと思っていたからだ。それよりもハンドブレーキを下ろさなかった自分に腹が立っていた。あれがなかったらスムーズに試験を終われて信号も問題なく通過出来たかもしれないし、何よりも心の動揺がなかったと思う。かなり凹んだ。
でも仕方ないので、大特2種の練習のための大特1種と考えるようにしてこの日は終わった。ゴールデンウィーク中に最低大特1種は取りたい。うまくいって大特2種（一発合格しかない）合格したい。とにかく一つ一つがんばるのみだ。