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技能練習

1回目 今回も運転楽習バックアップの浜本さんにお願いしてバスの練習をした。

バスに乗り込んですぐに、思った以上に後輪が後ろにあること戸惑った。自分より後ろにあることはわかっていたが実際に見ると1メートルくらい後ろにある。しかし車体そのものは四角いので運転し易いのかもと感じた。 続いてシート位置を合わせルームミラーを調節しエンジンをかける。エンジンをかけるのに普通車やトラックと違う所がある。普通車やトラックはキーを回すと電気が入る(というのかな?)が、バスはスイッチを入れ電気を入れる。スイッチを入れた後はキーを回すとセルが回りエンジンがかかる。

ギアを2速に入れ走り出した。トラックの免許を取ったばかりなので慣れていたせいかスムーズに発進できた。エアーブレーキも「ブレーキペダルの下の方」を踏むことを心がけたので急ブレーキにはならず結構スムーズだった。 最初は、二俣川運転試験センターの外周を回った。運転して一番戸惑ったのは左折のやり方だった。前輪が自分の1メートル後ろにあるためにハンドルを切るのをかなり遅くする必要がある。トラックよりさらに一呼吸か二呼吸遅目である。左折の時はサイドミラーにコーナーが見えてからハンドルを切り出すように教わったがそれでも一呼吸おけばキープレフトで曲がれた。トラックの調子でハンドルを切ると左後輪が宴席ギリギリとなってしまう。外周は2~3周で慣れた。

次にやったのが目標物に合わせて止まる練習である。バス停に合わせて止まることを想定して止まるのだが、これが結構難しい。目標物をすぎて少し走ったあとにチラッと後ろを見て扉の間に目標物が入ったら止まるようにする。はじめやったときは扉のど真ん中に止められたのでちょっと嬉しかった。

次に縦列駐車である。縦列はトラックとやり方がほぼ同じであった。駐車スペースをすぎて車体の後ろがちょうど駐車スペースをすぎたあたりで停止する。窓を開けバックギアに入れ6点確認(左後方目視、左ミラー、ルームミラー、右ミラー、右後方目視、車内)を行いバック開始。車体の後ろが駐車スペースに差し掛かったらハンドルを左に2回切ります。次に右ミラー(右後方目視)で駐車スペース左奥隅が見えたらハンドルを2回戻します(タイやがまっすぐになる)。この状態で車体の右側面と駐車スペースの左隅が一直線になっている。
そのまままっすぐバックし、左ミラーが駐車スペースのポールにぶつからない場所に差し掛かったらハンドルを2回右に切ります。そうすると車体が駐車スペース内に入って行きます。車体がまっすぐになったと思ったらハンドルを2回戻します。今度は後方50cm以内まで下がります。縁石が運転席から見て3個半(体格差があると思う)見える位置で約50cmでした。しかし自分は車内から目視で見て「この辺かな?」と感覚で止まった。これが意外にうまく行った。バスが四角いせいか以外に後方が見えやすい。この辺りは深視力が物を言うらしい。

次に坂道発進をやった。これは楽勝。トラックと同じ要領である。ただハンドブレーキを下ろしきらず半効きの状態で走っていたのが何度かあった。ハンドブレーキは下までしっかり下ろさないといけない。

続いて方向転換である。これもトラックと一緒で楽勝であった。後方50cm以内は縦列のような目標物がないのでちとつらかった。目視でエイヤッと止めた。試験時は縦列に当たることを祈る。

最後に肝心の鋭角である。これはちょっとくせ者であった。やり方は本に載っている通りだが、自分は切り返したあと前輪が縁石に乗りそうなる。実際に1回乗ってしまった。これは切り返し時にハンドルを1回切ることで調整できそうだ。でも試験時は緊張いてうまくいかないと感じた。鬼門にならないと良いと思い練習した。

クランクも1回やってみたがこれは最高の出来であった。浜本さんにもほめられた。『誰に教わったのー?』なんて言われたが、教えてくれたのは浜本さんである。教え方がうまい人だなー、痛感してクランクを通過した。
あっという間の50分であったが、バスの運転は面白い!運転が難しいせいかうまく行くととても気持ち良いのである。あさって試験だがとにかく路上に出られるように一つ一つクリアできるように努力するだけである。

2、3回目 二俣川運転試験センターで9時から2時間連続で練習をした。練習は前回と同じく運転楽習Backupの浜本さんにお願いをした。方向転換、縦列、坂道、鋭角(右折進入、左折進入)、路端停止を繰り返し練習を行った。

前2回の技能試験では、路端停止で目標物をジッと見過ぎと、安全確認不適(右後方目視)で不合格であったので、安全確認には気を使って身体で覚えるように心がけた。すると自分は、発進時の安全確認で、右後方確認をミラーのみですませてしまう癖があることに気が付いた。これは普段車に乗っているときからのものである。バスはミラーが大きいので余計ミラーのみの確認しかしないのである。
これは普通に出てしまうので、次回試験時は念仏のように唱えてから望もうと思う。
路端停止は、しつこいくらい練習した。今回はなるべく目標物をミラーで確認して停止するように心がけた。ミラーで見た感触は、バス乗降口付近(後輪の直前辺り)に小さな出っ張り(足下を照らすライト)があるがこれのやや手前に見えているとちょうど乗降口の間で止まれる。これなら完璧に停止できる。あとはいかにスピードを殺しスムーズに停止できるかのみである。路端停止はかなり感触をつかめた。

はじめて、旧バスでデカバス用の縦列駐車スペースを使って縦列駐車をした。かなりでかいスペースでいつもの感覚でハンドルを切ると駐車スペースに車体が入りきらなかった。デカバス用なので旧バスにはでかく感じるのかもしれない。でも操作方法は旧バスでも同じなので2回の練習でコツをつかめた。
後方感覚は、今回かなり苦戦してしまった。いつもの見え方で止まると1メートルくらい手前になってしまう。雨のせいかもしれないがこれではやり直しを言われる可能性がある。計20回くらい練習してうまく入ったのは13、4回だった。どうしてもやや手前で止まってしまう。後部の接触も2回ほどやってしまった。浜本さんいわく、その日の体調でかなり違うらしい。特に寝不足だと見えづらいらしい。試験当日はたっぷり睡眠を取って行こう。
あと縦列で初の失敗があった。駐車スペースに車体が入り切らないのと、縁石に接触であった。駐車スペースに車体が入り切らないのはハンドルの切りが早すぎだった。縁石接触はハンドルの切りが遅いせいであった。バックし始めて左のミラーが駐車スペースに入ったらハンドルを切るのだけれどもやや遅れると左側の車輪が縁石ギリギリに寄る。ギリギリならまだ良いが接触の可能性がかなり高くなる。試験時も注意が必要であった。
鋭角は、右折進入、左折進入も楽勝であった。どこまで下がったら縁石に接触するかを良く見て感覚を掴んでおいた。試験時も冷静にやれば問題ないだろう。

こうして2時間の練習があっという間に終わった。今回は2時間続けてバス練習をしたが2時間目の後半は、だいぶ疲れてきたようで後方感覚がボロボロであった。やはり当日はたっぷり睡眠を取って望もう。二俣川での練習は一応これで終わりにするつもりである。バスの試験に何度も落ちなければであるが。これで二俣川運転試験センターで練習できる車種はなくなるのでちょっと寂しくなる。浜本さんとは今後もお付き合いしていきたいと思う。
最後に今回の技能試験、練習を通じての(自分自身についてだが、)注意点をまとめておこう。

  • 路端停止時に目標物をじっとみてはいけない
  • 発進時は、右後方目視を忘れない(必ず5点確認+室内後方目視)
  • 寝不足は、後方感覚に影響あり
  • 路上では、横断歩道の歩行者優先
  • ゼブラゾーン(導流体)は入ってはいけない(Bコーススタート地点は良い)。
  • 路上の路端停止は寄せすぎに注意(白線を踏むくらいでちょうど良い)


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