縦列+左折鋭角コース2番。路上。完走。合格。
今日は7:40ころ二俣川運転試験センターに到着し、縦列駐車、鋭角、方向転換を下見した。いつも通り受験番号1番を取ろうと思い7:55には2番技能試験受付前の椅子に座った。もう少しで8時というときに前回一緒で2番だった人が、なんと窓口に並んでいるではないか!ガックシきた。今日の1番は無くなった瞬間であった。結局今日は受験番号2番をゲットした。これがあとで有利になることには全く気がついていない。
8時10分ころに試験官がやってきた。今日の試験官は、「はじめての人いる?」、「いないようだったら説明しなくていい?」、「何か質問ある?」なんてかなり手抜きだった。見た目は浅草キッドの水道橋博士似である。そんなやり取りの後1階に移動しバスの前で1番の人と試験が始まるのを待っていた。1番の人は6回目ですべて路上に出ているようである。そろそろ受かりそうな感じであった。
しばらくして、試験官がバスを誘導してきて試験が始まった。今日の試験官はヤケにしゃべる人であった。1番の人にさっそくいろいろ話しかけていた。準備ができ発車したが、発車してからもワイパーは自由に使え、だとか自分のペースで走りなさいだとか、本当によくしゃべっていた。そうしているうちに縦列に到着した。
1番の人は、6回目なので余裕でクリアかと思っていた。1回切り返しを行い、
- 1番:「入りました」
- 試験官:「本当に良い?」
- 1番:「はい。」
- 試験官:「よーく後を見た方がいいよ。本当に良い?」
- 1番:「(後を確認して)はい大丈夫です。」
- 試験官:「後のポールが、風もないのに揺れたでしょ?わかった?」
- 1番:「え!?」
- 試験官:「後に出て見てきてごらん?」、「二人(筆者も入れて)で見てきてごらん」
みごとにポールにぶつかっていた。かなりショックだったと思う。
すぐに自分の番がやってきた。「2番でよかったー」とこころの底で思いながら、しゃべり掛けには動じないように心がけた。
発車後、まず縦列に向かう。練習したときは、後方感覚が微妙に手前だったり後だったりしていたので少し不安があった。おまけに今日も小雨が降っている。雨の日は深視力が鈍るような気する。
慎重にいつも通り安全確認をして後退を始める。やや寄りが甘いかなー、と思いながら後方を50cm以内におさめ、
- 筆者:「停止しました。」
- 試験官:「本当に良い?」
- 筆者:「はい」
- 試験官:「縦列はミラーまですっぽり入れないとダメなんだ。」
- 試験官:「窓から顔だしてよく見てみなさい。」
- 筆者:「(窓を開けて)確かにミラー出ているなー、と心の中で思う。」
- 筆者:「切り返します。」
- 試験官:「1回目の切り返しは減点しないので、やりなさい」
- 筆者:「はい」
切り返しをして、後方感覚を合わせて更に念を入れて窓から顔を出して確認後、「止まりました。」と言うと同時に「はい、いいですよー。」この試験官は自分の言いたいことが言えると気が済むのかなー、と思いながら発車した。
次に坂道発進である。試験官は、「採点しないが、一応坂の中腹で停車し、坂道発進を行って下さい。」と言う。相変わらず話が多い人である。坂道発進は余裕でクリアした。
次に鋭角である。これは相当練習しているのでかなり余裕があった。1回目の切り返し時に少し後退が甘かったかなーと思いながら発車した。案の定左前輪が接輪しそうである。ミラーで確認して大丈夫だったので2回目の切り返しは行わなかったが余裕でクリア出来た。
発着所に戻ると、試験官から「路上に出るから待っていて」と言われた。ほんとにいろいろ話す試験官である。
路上に出る前に、バス内で他の受験者と話しをしながら待っていた。5人中4人が路上である。路上の順番は自分たちで決めて良いということなので、変える必要もないので受験番号順にした。
しばらくすると試験官がやってきた。自分が初めなので準備して出発した。準備している最中に「Dコース覚えている?」といきなり試験官に聞かれた。自分はBコースに聞き間違えたが、他の受験者から「Dコース」と言われ我に返った。「え!?Dコース?。Dコース使うんだー。」かなり動揺した。まぁ仕方ないので「何となく覚えてます。」と答えた。どうせ誘導してくれると思ったので気楽に考えることにした。
Dコースは、試験場を左折し、二俣川駅方面に行く。二股駅前を右折し、駅を左手に見ながら中原街道まで出て、中原街道に出たらBコースの折り返し部分を少し走ってゴールである。