2006.10.4 発売
カンタの日本オリジナルベストアルバム

★REVIEW

　日本では、1集が発売されたっきりで、もう2度とソロアルバムは発売されないかと思ってましたが(汗)、KANGTA&VANNESSの活動などで、カンタ自身への注目も高まり、ベスト盤発売の運びとなりました。

　カンタ自身による選曲で、ソロとSの全てのM/Vが収録されたDVD付きです。KT STUDIOで録ったインタビュー映像も収録されています♪

　そのインタビューによると、「カンタらしさ」に重点を置いて選曲したんだそうな。これを聴けばカンタはいろんな音楽ができるんだな〜と思ってもらえると思う、と言ってましたが、そのコメントを聞いて、今回の選曲にナットク。ソロでの一番の挑戦は、なんと言ってもジャズ・テイストな曲だと思うので、そんなテイストの曲がたくさん含まれていますね。それに、得意のなんともドラマチックな切ないバラード曲、R&Bテイストな曲、まだまだオレ（安）も踊れますと言わんばかりのダンス曲(笑)…などなど。

　ベスト盤と言うと、とりあえず活動曲は全て選ぶものなんじゃないかと思いますが、そんなカンタのこだわりの選曲により、活動曲でも選に漏れた曲があります。1集の「くへ よるむ」と2集の「Propose」です。

　…その2曲が好きな私の立場は？？(笑)　どうも、カンタとは相性が悪いようです(´Д｀)

　でも、その2曲が収録されなかった理由はわかりますね、カンタのコメントを聞くと。どちらも、カンタテイストたっぷりというよりは、ポップソングですから。私的には、そんなポップソングにもカンタの良さはたっぷりだと思うのですが。なので、ベスト盤をとりあえず購入してみた人は、ぜひぜひ1〜3集も聴いてみてくださいマセ。

　CDのどこにもそんなことは書いてないんですけど、カンタってば、若干新しく録り直してますね。既存の音源を集めたものだと思っていたので、びっくりしました。よ〜く聴くとあちこち録り直してるのかもしれませんが、私が気付いたのは、一箇所のみ。でもあそこは、元の方がいいよ(´Д｀)　やはり、カンタとは相性が悪いようです…。