マジック・オブ・ラブ〜魔術奇縁〜

魔術奇縁

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魔術奇縁メイン写真

 2004年夏に中国で撮影したドラマで、カンタにとっては、初の連続ドラマへの出演作。

 マジックを題材にしたドラマは中国初ということでキャスティングと共に話題になりましたが、なかなか放送されず、しまいには先にDVDになってしまい、このまま放送されず仕舞いか?と心配になりましたが、2005年秋に放送されたようですね^^

  カンタの役どころは、悪役です。序盤はかなり性格悪くて、敵なので当然見たくないような場面も多々…(-_-;) でも、後半、いつの間にかすごいいい人になっていて(爆)、このドラマに出てくる誰よりも正義で頼りになる気がしてきたのは、単なる私のひいき目かいらん??(-_-;)

 ストーリーはめちゃくちゃなんですけど(笑)、カンタは常にステキなビジュアルで登場します♪ 常にボタンは3つ開け、プールシーンのスクール水着ちっく海パンからムッチリ二の腕まで、存分に堪能できます(はあと) カンタの声は中国語吹き替えですが、2回ある歌うシーンには実際のカンタの声が使われていて、そこは必見ですよー★ 急に韓国語で歌い始めても、気にしない、気にしない♪

【監督】張秀鳳/劉志
【出演】蘇有朋(アレック・スー)/カンタ/林心如(ルビー・リン)/牛萌萌(ニュウ・モンモン)
全20話

【あらすじ】 

(※注 中国サイトを参照して翻訳したあらすじです。本あらすじは詳細すぎるので、これから視聴予定の方は読まない方がいいです。)

 にぎやかなある都市のシンボル的な建築物の前で、国内最高の名声を誇るマジック界のオーソリティー蔡飛鴻はマジック界を沸き立たせるであろう大マジックをしようとしていた——それは大衆の目の前でビルを消失させるマジックだ。彼の娘の林暁梅(ルビー・リン)と弟子の呉俊安(アレック・スー)は、緊張しながらこの歴史的な時間の到来を見守っている。多くの人々が奇跡の出現を待ち望んで見上げていた。

 その頃、高級なオフィスビルの一室で、ひとりの男が怒りに打ち震えていた。彼のハンサムで美しい顔は怒りでねじ曲がる。この男はマジック界のプリンス——金修(カンタ)。彼はテレビの中の蔡飛鴻を指して、彼は自分のマジックを盗んだと叫んでいた。

 これはどういうことか? 時間は20年前に戻る……

 20年前、蔡飛鴻がまだ今のような名声を得ていなかった頃、彼と彼のマジック仲間の林樹憶は、まだ小さかった林樹憶の娘の林暁梅を連れて、小さな町の粗末なクラブでマジックをして、どうにか生計を立てていた。しかし貧しい2人は生活に困り、ついにかなり危険なマジックに挑戦することに。ところが、過失により、林樹憶は火の海に包まれ、命を落としてしまった。それから蔡飛鴻は暁梅を連れて新しい生活を始めるしかなかった。

 20年後、蔡飛鴻は国内一の国宝級のマジシャンになり、Cloverと言うマジッククラブを設立していた。暁梅は彼の娘として、すでにクラブの首席マジシャンだった。

 Cloverマジッククラブはにぎやかな大通りに位置し、クラブ内部は幻想的な魅力で満たされ、人々はここで存分にマジックを体感することができた。

 クラブには、もうひとりの首席マジシャン、金修がいた。彼は天才的なマジシャンで、若くてハンサム、それにスマートで、鮮やかなマジックで才気を発揮し、彼の身のこなしに特に若い女性の観衆を魅了していた。林暁梅も彼の特異な魅力に魅せられ、彼を一途に深く愛していた。

 一方、貧しい漁村から来た呉俊安は、政法大学の試験の準備をする傍ら、中国料理レストランで宅配のアルバイトをしていた。ある日、彼はいつものように宅配をしていた道中、金修と林暁梅の自動車にぶつかりそうになる。狼狽し混乱する中、金修はこの突然現れた人に対して敵意を露わにしたが、暁梅と俊安の心の中では特別な感情が生まれていた。これが3人の出会いだった。

 Cloverクラブの支配人の蔡飛鴻は、マジックが低迷する現状を変えるため、「マジックがあなたを百万長者にすることができる」という目新しいマジックで観衆を引きつけることを画策する。このマジックに使う重要な道具として、お金をいっぱいに入れたおかもちを用意していた。当日、クラブがてんてこ舞いになっている時、俊安は前回の出前の食器を回収しにきて、小道具のおかもちを自分の飲食店のおかもちと間違えて、持って帰ってしまったのだ。店に帰った俊安は、箱の中の5万元の人民元に驚く。

 その晩、金修と暁梅は、俊安が小道具の箱を持って行ってしまったため、マジックは大失敗に終わり、人々は憤怒してクラブで暴れていた。心から愛しているマジッククラブがこのように破壊され、自分がようやく作り上げたマジックの楽園が人々の信用を失ったことに金修は憤慨し、道具泥棒に深い恨みを抱くようになる。

 俊安は箱の中のお金を使ってしまったが、良心の呵責からクラブに来て、蔡飛鴻に自分の過ちを告白した。そしてクラブでマジックを学んで自分の過ちを償いたいと申し出た。それに対し蔡飛鴻は1つの試練を与え、俊安はそれに合格。蔡飛鴻は俊安を弟子にすることになった。しかし、クラブでは俊安と金修は、ずっと敵対した感情で相手に対するようになっていた。

 そんなところへ、アパレルブランド企業の朴玉拉(ニュウ・モンモン)という女性が現れた。彼女は幼少から甘やかされて育ったお嬢様だったが、Cloverでマジックを観覧し、金修のかっこいいマジックの技術に魅せられ、深く金修を愛するようになっていた。いつも金修といっしょにいることができるという考えから、彼女は自分の職権を利用して、父の反対を顧みず、金修を自分の会社のモデルに起用した。

 金修はCloverクラブを発展させたい一心で、特に前回の失敗でクラブが相当な打撃を受けたこともあり、玉拉からのモデルの要請を承諾した。それから徐々に玉拉と接近していくことに…。

 暁梅は、金修と玉拉のそんな関係を見てとても傷ついていた。金修は、自分のするすべてがCloverクラブのためだと言って彼女を慰めるが、暁梅は釈然としなかった。俊安にはそんな暁梅がとても可哀相に見えてならなかった。

 クラブ発展のため、蔡飛鴻はクラブの全マジシャンの海岸での訓練を敢行した。マジシャン達が大変な訓練しているところへ、玉拉が金修を追ってやって来た。玉拉と金修が散歩している時、暁梅と俊安は偶然に出会う。玉拉の暁梅への傲慢な態度は、更に暁梅を傷つけた。俊安は暁梅に同情し、側で彼女をずっと慰めて続けていた。

 一行を終えて、飛鴻も金修の卑劣さをはっきりと見切り、ほどなく彼をクラブから追い払った。憤怒した金修は完全に玉拉へと走った。しかし占有欲の強い玉拉は、金修を得てしまった後、無意味に感じ、俊安の愛を得たいと思うようになる。それが、俊安とクラブに対して恨みを生み、クラブを破滅させるためには手段を選ばないようになる。証人を探し当てて林樹憶は飛鴻が殺したのだと証言させたのだ。運命はどのように飛鴻に対して判決を言い渡すか?

 そんな中、俊安は傷ついている暁梅をいつも見守り、お互いの感情は少しずつ増していた。しかし、2人が実の兄妹かもしれないことがわかり…。

 運命は2人をどのように導くのか? ビル消失マジックは成功することができるか? 玉拉と金修はクラブを得ることができるか?

 マジックの世界の中で、美しくも妖しく絡み合っていくラブストーリー。

 4人の心は最後にどこへ向かうのか……