あなたの知らないAl鉱山ガイドツアー




2019年10月3日、Al鉱山を巡る、
ベルト斜坑探索ガイドツアーを開催。
総勢7名での坑道探索である。 角断面

入坑時は角型断面の坑道であるが、
やがて上下からの坑道が一本に集約される、
太い断面形状の坑道となる。 断面


分岐する上段へ登る。
文字の記載のある銘板や多数の遺構がある。
この片側の坑道は結構な角度で登坂している。 上段


登る坑道はやがて封鎖された坑口に到達する。
外部からの封鎖された坑道はよく見るが、
内部から見ることはなかなか無い。 坑道


下り部分には枕木が残存しており、
恐らくコース巻きのような巻上機で鉱車を引張り上げる
坑道だったようだ。 枕木


上下坑道の取付き部は珍しい十字路の坑内分岐だ。
片側は崩れ方が酷く、安全のため入坑は禁止とした。
暗い異空間ながら参加者のヘッドライトで昼間のように明るい。 坑内分岐


片側の分岐の奥は、
支保工が露出し、最奥には坑内滝がある。
非常に珍しいが、安全のため長居はしない。 分岐



分岐から下ると、複数のプーリで構成された、
アイドラーキャリヤがある。
ロープベルトコンベヤーを補助的に支える保持装置の廃祉だ。 アイドラー


この部分はコース巻き鉱車とベルトコンベヤーが
並行していた可能性がある。
皆さん巨大遺構の撮影に余念がない。 アイドラー


アイドラーから更にしばらく下ると、
その先は水没だ。
斜坑の水没、つまり地底湖となる。 地底湖


続くアイドラーも半ば水没してる様子に、
皆さん見入っている。
この先数キロは永遠にたどり着けない。 地底湖


坑道内には鋼製のガイドや電気部品、銘板など
多数の遺構が残っている。
それぞれがヒントとなり謎となる。 遺構


鉱石を一定距離運搬するベルトコンベヤー。
暗い斜坑内に歓声の上がるしばしの探索であった
何故か坑内では時間感覚が麻痺する。 搬器




参加の皆様、お疲れ様でした。
また、たいへんありがとうございました。






銘板
銘板

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