創られた秘境





坑口までは深い山中をひた歩く。
街には積雪が無い時期も、
坑口付近は硬い雪に覆われている。
坑口 坑口付近は大きな氷がある。


天井゙ 天井の岩盤は硬く、
崩れそうな雰囲気は無い。



レイル 坑道は身長ほどしかなく、
資材は散乱している。



分岐

しばらく進むと坑内分岐がある。
レイルもポイントで分岐する。
軌間は510mm程度で非常にナローだ。


竪坑

右の分岐の先は行き止まり、
手前にはシューターと竪坑がある。
竪坑にはゴンドラが中空で釣り下がっている。
付近は坑内水が多い。


ゴンドラ

宙吊りのゴンドラは鉱石運搬専用だ。

上下とも非常に深い。

竪坑

竪坑の下部は漆黒の闇でひたすら深い。
いったい何mの深さがあるのか・・・。



昇降ゴンドラの制御盤や坑内電話がある。



スコップ

スコップやつるはしの類が整理されている。
劣化は激しくない。



竪坑の上部へ。

はしご

竪坑上部の闇へ続く梯子がある。
登ってみよう。
このあたりは空気が淀んでいる。


ゴンドラ

竪坑上から下部のゴンドラを望む。
その下は足のすくむ高さだ。


鉱道

腐食したレイルに従い坑道を更に奥へ進む。
ケーブル等も置かれている。



坑道

閉鎖された脇坑もある。
坑道の枝分かれが激しくなってきた。







分岐し閉鎖され、扉もある
次々、新しい景色が現れる。
ずいぶん奥まで来た。
現在、およそ140m。

旧坑

閉鎖された旧坑。
荒れ方が激しい。
別世界だ





闇の中どんどん奥へ進む・・・
気温も上がってきたが、
空気が淀み、少し息苦しい。

坑道

狭軌のレイルはどこまでも続く。





タンク

右手に深い穴が現れ、
そこにはタンクが埋設されている。

レール

レイルはS字を描き、
奥には支保坑が見えてきた。

トロッコ

その奥には、資材運搬用のトロッコがある。
腐食しているが、
手でゴロゴロと動かせる。

支保坑

立派なH鋼による支保坑に囲まれた。
このあたりの岩盤は弱いのかも知れない。

暗黒

支保坑は続く。
実際はこれより更に暗い・・・。

横穴

横穴もある。
隣の坑と連絡しているようだ。

扉

更に奥へ。
扉が壊れている。
更に数十mは進んでいるはず・・・。

支保坑

木製の旧支保坑が崩れている。
少し荒れてきた。

鉱石

鉱石の露頭が見られる。
岩盤は非常に硬い。

扉

厳重な扉が現れた。
分岐もある。

防火砂

防火砂が置いてある。
坑内の資材置き場のようだ。

竪坑

上部へ続く竪坑もある。
木製の支保坑がある。

支保坑

珍しい断面の支保坑が現れた。


鉱水

鉱水は非常に澄んでおり、
しかし水量は多くない。

カマドウマ

鉱道につきもののカマドウマがいる。


坑道

どこまでも続く坑道を堪能し、
折り返しを決定して下山した。







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レイル
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