華ドーム


島牧は狩場渓谷のふもとにあり、高い山から一気に海へと向かう。
温泉や滝も多く、
見所は結構ある。
泊川沿いの山深い本鉱山を探索してみよう。



札幌から函館に向かうメインルートから、
外れているものの、島牧は日本の森・滝・渚百選に選ばれている。
海と青空

泊川゙ 泊川は河口付近の幅が広く、
鳥や魚が良く見える。
上流部を目指す。


グラベル゙ 道がやがてグラベルとなると、
エゾジカも多い。




やがて「金山橋」といういかにもらしい橋が現れる。
「金山」という地名は大概、鉱山に起因している。


洪水

橋から河原を望むと、

大木が横たわっている。

登り口

河原の上流に金山沢の河口がある。
下るしかない。


分岐

金山橋の袂から旧道らしい分岐に入る。

目指すは金山沢だ。

鉱石

いきなり鉱石のような地層が見える。
このまま廃道を遡る。

旧道はいよいよ、

旧道

がけ崩れと藪で、完全廃道となった。
足元に注意して進む。

ワイヤーのガイドロープが、

高所

落石に食い込み、
がけ下はかなりの高さがある。



落石防止ネット

意味を成していない落石防止ネットにつかまりながら、
斜面を移動する。

鋼材

廃道には鋼材が落ちている。

何とか河原に下った。

土手

登りはいいが、下るときにはよく確認して、
進まないと、戻れなくなる危険性がある。


河原

広い河原に下りた。

沢に向かって進む。

土手に沿って河原を進む。

河川

いよいよ沢に近づいた。


金山沢

いよいよ金山沢の河口に出た。
思った以上に小さな沢だ。



ここからは沢登りの探索となる。
非常に険しい。



沢を遡る。

沢

廃道状態で岩が多い。、
コケは無く岩がすべることは少ない。


坑口

奥に行くと穴が現れた。
坑口かと期待したが、残念ながらヒューム管だった。
相当登ったが、期待したものは発見できなかった。


河原

帰りの河原では、
川の水が吸い込まれて、
消えていた。


廃墟

帰りの廃道沿いには、廃材が残っていた。
不法投棄ではなく、関連の設備だと思われる。


ドーム

奥の河原には、何やら茶色いドームがあった。
もしかして石灰石の噴出ドームではないだろうか。






ドームを見る。
不思議な光景だ。


通行止め

奥で完全通行止めとなった。
遡ること15kmで鉱山跡があるはずだが、
さすがに歩いては行けない。


廃橋

少し下ると、廃ピアがあった。
鉱山に関連したものかも知れない。

露天堀

鉱山跡までは到達できなかったが、
不思議なドームを見ることができた。


<後日注釈>
泊川の中流の金山沢にあった鉱山は泊川(オープンセサミ)鉱山。
最上流に位置するのが三恵鉱山。
読者様 ご教示により追記します。



泊川(三恵)鉱山へ

トップページへ




間然廃道
トップページへ