坑口パラダイス
しばらく行くと資材置き場がある。
さらに遡る。
砂防ダムが現れた。
少し入ってみた。
戸井川の左岸を歩く。
そろそろ鉱山の袂に入る。
やがて坑口が現れた。
通洞坑だ。完全水没し、水流はない。
内部を覗いてみる。
くもの巣があり、環境は良くない。
腐った水のにおいがする。
しばらく遡るとゲートが現れる。
林道は施錠され、水源地でもあるため駐車禁止とされている。
ここからは林道を行かず、沢登となる。
林道をから見下ろすと
明らかに茶色い鉱水の跡が見える。
あそこへ下ってみよう。
林道を抜けて廃道へ入る。
いよいよ坑口が現れそう。
茂みを越えると、やがて坑口が現れた。
木製の柵がある、小さな坑口だ。
中を見てみよう。
坑口は深い汚泥で、脚が沈む。
八坂坑だ。
内部の汚泥は更に深く、膝下まで一気に来た。
臭いもあるが、見本のような坑道だ。
坑口の廃墟を望む。
良くここまで残存したものだ。
いつものように水没しながら渡渉する。
更に遡ってみよう。
河原には腐食した配管用の鋼管が落ちている。
おそらく鉱山関係の部材だと思われる。
渡渉
対岸に小さな坑口を見つけた。
加茂坑だと思われる。
川を渡って接近しよう。
最後の崖をよじ登り坑口に近づく。
水の腐敗臭がある。
坑口に再接近した。
支保工も見える。
少し突入してみよう。
結構な水深がある。
坑内は水没し、
水は流れていない。
再び戸井川を歩く。
何個かの坑口は見逃してしまっているようだ・・・。