●基本統計値 統計分析を行う上で必要な統計指標 その集団の特徴を表している 代表値 ・・・・ その標本集団を代表する統計指標 散布度 ・・・・ その標本集団のデータのバラツキの程度を表す指標 基本統計値 代表値 平均値(m) 算術平均値 ・・・・ m (mean) 幾何平均値 調和平均値 中央値(中位値、メジアン) ・・・・ Me (median) 最頻値(流行値、モード) ・・・・ Mo (mode) 散布度 範囲(レンジ) ・・・・・・・・・・ R (Range) 分散 ・・・・・・・・・・・・・・・ V、Var、s2、σ2 (Variance) 標準偏差 ・・・・・・・・・・・・・ s、Std、SD、σ (Standard Deviation) 変異係数(変動係数) ・・・・・・・ CV (Coefficient of Variation) 平均値 mean その集団を代表させる最も一般的な指標 全ての変量(データ、測定値等)から求められており、かつ代数的演算(四則演算)のみで求められる。 データ条件 データ : x1、x2、・・・・・、xn データ数: n 算術平均値(平均値): x1+x2+・・・・・+xn m = ----------------------------- n エクセルの平均値関数を利用する場合 m =average(データ範囲) 調和平均値: ・・・・ データの逆数に意味のある場合に用いられることがある n m = ---------------------------------- 1/x1+1/x2+・・・・・+1/xn エクセルの調和平均値関数を利用する場合 m =harmean(データ範囲) 幾何平均値: ・・・・ 比率等の平均値を求める場合に用いられる事がある m = n√(x1*x2*・・・・・*xn) エクセルの幾何平均値関数を利用する場合 m =geomean(データ範囲) ★平均値を使用する場合の注意点 @平均値の平均はしてはいけない 全体の平均値を求める場合は、全てのデータを対象とする 尚、標本集団の標本数が全て同じ場合はかまわない A集団の中に他と比較して飛び離れた値が存在した場合は、この飛び離れた値を採用しても良いかどうかをチェッ クしなければならない シグマ検定法によりチェック(後述する) 詳細は下図を参照
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