《アメリカ西海岸研修旅行》

               1997年12月19日〜26日

                Menu                 1.ロサンゼルス空港到着                 2.南カリフォルニア病院での研修                 3.カリフォルニア・ディズニーランドへ                                   4.12月21日(日)                 5.ラスベガスにて                 6.サンフランシスコへ                 7.帰国へ                 【トップページへ】    1.―ロサンゼルス空港到着―       1997年12月19日     12月19日、12時頃青い空が広がったカリフォルニアに到着し、マリーナ・デルレイ・ヨットハーバーの    シャンハイレッズレストランにて昼食を摂る。     1時15分頃、レストランを出発し、ビーチ沿いを観光バスでサンタモニカで10分程度の途中下車し、写真       等を撮る。     そして、センチュリーシティーからビバリーヒルズ市内で下車。    ロディオ・ドライブからハリウッド、有名な観光スポットであるチャイニーズ・シアターへ。      DFSで少々のShoppingをすませ、「やお半」に5時55分に集合。       学生数36名、私を含めて教員2名と添乗員1名、計39名での海外研修旅行。     19日は、10時30分頃無事にロサンゼルス空港に到着した。     迎えの観光バスで市内観光。     やはり、ハワイと比較して、西海岸は米本土のこともあり、第一印象として規模が違うように感じた。     昨日、雨が降り(珍しいそうだが)一夜明けた今日は、いわゆるカリフォルニアの青い空が私たちを待っ    ていてくれた。     お決まりの市内観光であるかもしれないが、青い空、風も少しく暖かいが初めての者にとっては素晴らし    い体験であるだろうと思った。     特に、サンタモニカの海岸は、かなり整備されていて非常に気持ちがよかった、リフレッシュされるよう    だった。     サンタモニカの海岸サンタモニカの海岸     これが、よく聞く「サンタモニカ」かと思った。     もう少し時間にゆとりがあれば、もっとゆっくりとそのロケーションの雰囲気を味わいたかった。     昼食を摂った上海レッズレストランもオープンは雰囲気もあり、学生たちも屹度、気に入ってくれている    ことだろう。     だれでも思うことだが、もう少しゆったりとした時間がほしいと感じた。     到着ホテルのHOliday Innは、予想に反して思っていたよりかはずっと小さく感じた。     ホテル内部には、レストランやバー等もあるようだったが、見た目は他のクラスに比較して見劣りがする    様に感じた。     まあ、仕方がないだろう。     ハワイ研修の場合でも後から気が付くのだろうが、ランクはCクラス程度だと思った。       Menuへ    2.―南カリフォルニア病院での研修(12月20日(土))―       今日は、研修だ。     この研修が済めば、後は観光のみとなる。     慣例となっているようだが、日本にいる職員にお土産を買っておかなければならない。(この行為が少々    嫌になる)     あらかじめリストを決めておかなければならないと思った。     南カリフォルニア大学病院南カリフォルニア大学     研修先は、南カリフォルニア大学病院(耐震構造建物)。     2班に分かれて栄養士の業務内容を視察・見学させてもらう。     規模は、280床程度で、     栄養士は、ファン先生で病院専属で、臨床栄養士。     栄養士には、アシスタントが付き、コンピュータネットワークで連絡し合っている。     献立は、スクランブルエッグとベーコンは常に出すが、3つのMenuから選択させ、出来るだけ患者の好きな    物を食べてもらうことにしているということでした。     長い周期性のMenuではなく、1,2週間程度の周期メニューの場合が多いそうでした。     また、当然、嚥下困難者用メニューや糖尿病患者ようメニュー等の食事の状況、及び栄養指導を、ドクター    の指示のもとに行っていた。     健常者の食事は、基本として、タンパク質90g、カロリー2500Kcal/日としているとのことでした。     学生からの質問事項は以下のようなものでした。           ・病院での食事について           ・病院での栄養士の業務について           ・その他の栄養士の業務について           ・米国で栄養士になるには           ・1日の患者の献立数とビジターの献立数について           ・保存食について            検食はしていない(食中毒は今まで発症していない)     研修先病院を12時10分頃終えて、ディズニーランドへ出発     13時に到着し入場後、解散     P.M.7時に、入口(ミッキーの花壇)に集合。      Menuへ    3.―カリフォルニア・ディズニーランドへ―     初めて本場、カリフォルニアのディズニーランドを訪れた。      東京にもディズニーランド(東京ディズニーランド)がオープンしたそうだが、私はまだ一度も行ったことが    ないので、その内容についてはわからない。     しかし、ここ本場のディズニーランドは夢があり、結構楽しめる所だ。     乗り物や催し物が、入場すれば全てFreeとは知らなかった。     園内での物価は、少し高いような気がする。     この様な公園施設を創ってしまう米国とは、大した国であると今更ながら驚かされた。     しかし、童話ピノキオの中のあ「遊びの国」に来ている様な気もする。     浮かれて遊んでばかりいると、妖精にお菓子にされてしまうかもしれない。     そうはいっても、米国の文化は面白い。     デイズニーランドは、電気仕掛けの「おとぎの国」だ。     人々は陽気で、表面楽しそうに見える。しかし、そこには恐らくビジネスが見え隠れしている様だ。     私たちは、そのことに気が付いているが、その物凄い”物量”に押し切られている様に感じた。       ホテルに帰って、その夜にリパックと10時に、学生たちが部屋に居るかどうかの確認のための電話をする。      Menuへ    4.―12月21日(日)―     これでロサンゼルスでの夜を2回迎えたことになる。     ホテルHoliday Innは、道路沿いにポツンと建っているので、ハワイの様に外部への散策は危険防止のため    できない。     ホテルに缶詰状態だ・・・夜10時を過ぎているので周りには何もない状態だ。     自由に自分でShoppingや見て回りができないのは、少々残念ではある。     気候は、日中は太陽光が燦々と降りそそぎ、夜は少し冷え冷えする。     所謂、地中海性気候とでもいうのであろう(以前、地中海性気候と習ったことがある)。     樹々は、青々している・・・ハワイの樹々によく似ているものがある(花は少ないが)。     これが、カリフォルニアの冬になるのであろう。       朝のモーニングコールが無く、Baggages Downの時間も守られていなかった。     あまり、しっかりしたホテルではないようだ。     今日は、ユニバーサルスタジオへ出発。     集合・出発時間は、入口の地球儀の前、3時30分、5時。     そして、現地時間P.M.5時に学校へ連絡を入れる。     ロサンゼルスをP.M.6時15分に発ち、UA-2945便にてラスベガスへと向かう。     Menuへ    5.―ラスベガスにて―     ラスベガスに到着。     ロサンゼルスと異なって、ラスベガスは凄い所だ。     ラスベガスのホテル群は、趣向を凝らした建物ばかりだ。     そして、ホテルのロビーの中(空港のロビーを含めて)の通路という通路にはゲーム機、スロットマシンとい    った、すなわちカジノ?で溢れていた。     これが、24時間常に動いていた。     本当に、全く凄い所だと思った。     安全なところだとは聞いていたが、はたして、この様な場所に学生を引率してもよいのかどうかという疑問を禁    じ得なかった。     ラスベガス風景ラスベガス風景     これが、ラスベガスを最初に第一歩を踏んだ正直な感想だ。     1日過ごせば、この気持ちは薄れ変わってくるかもしれない。     明日は、オプションでグランドキャニオン行だ。     学生は、少し疲れ気味のようだ。    この様な人工的な街―ホテル群―は、私たち日本人にとっては馴染み難いように思えた。    カジノに興じる者にとっては、また、色々なショーの観覧に熱を上げる者にとっては、パラダイスであるかも知    れないが、樹々の緑に馴染み、湿っ気を含んだ空気、そして、日本食に馴染んでいる私たち日本人にとっては、少    々バテ気味になる様である。     確かに、米国はここラスベガスに人工のパラダイスを築いたと思っているかも知れない。     しかし、このパラダイスの裏側では醜い地獄が蠢いている様な気がしてならなかった。     本当に、実利的な世界である。     悪いとは言わないが、しかし、砂上の楼閣に終わってしまっている様な気がした。     そして、さらにホテルの建設が続いているという。     何に向かって進んでいるのだろう。     光を煌々と発しながら持続可能な地球が求められるだろうか。               グランドキャニオン全景     グランドキャニオン全景     グランドキャニオンのあの壮大な自然の力と対比して考える必要がある様に思えてならなかった。     コロラド川で形づけられたグランドキャニオンは、自然の壮大な力をまざまざと眼前に見せてくれた。     圧倒的な迫力で私たち人間に何かを教えようとしていると思わざるを得なかった。     Menuへ                               6.―サンフランシスコへ―      サンフランシスコに到着する。     出迎えの観光バスで、ダウンタウン、中華街と市内観光をする。     ツウィンピークスでサンフランシスコの全景を眺める。     案内のガイドに言わせると、サンフランシスコは、他の2つ廻った都市―ロサンゼルス及びラスベガス―に比較して     「アメリカ的」らしくないそうだ。     何をもって「アメリカ的」なのかよくわからないが、私自身はこの都市は、私の肌に合っている様な気がした。      他の二つの都市は、もう一つ肌に合わない様だった。     特に、ラスベガスがそうで、2,3日で退屈してしまうような街である。     それに比べてサンフランシスコという街は、奥が深く何度も訪れてみたくなるような気がした。     街並みの家々は、多くが2,3階建てで家と家の間が狭い。これは日本的だ。     1階の前面はガレージが設けられていた。     その後、ハイウェイに沿って進み、ツウィンピークス、そして、ピア39へ。     ピア39は、港街を観光に利用したお土産物屋が並んだ場所だった。     ピア39ピア39(Pier39)     ここで、約1時間程度自由解散し、ショッピングを楽しんだ。     ここの湾には、メキシコ湾流が流れ込んでいるせいか、暖かく感じ、アザラシがたくさん湾の岸辺に寝転んで日光浴    をしている光景が見られた。     その後、市街を観光バスで巡り、DFTへ。     ここは、ダウンタウンの中心で、クリスマスイヴの1日前ということで、人でごったがえっていた。     ハワイにもあったBordar Booksへ行く。     このスクウェア―パークでは、ステージが設けられていて演奏が始まっていた。     その後、その夜の宿泊先であるホリディーインに向かう。     途中、6時30分に、Dinnerとなる。     Dinnerをした所は、フェアモントホテルのクラウンルームで、このホテルの最上階の眺望のよい部屋でした。     カリフォルニアでの最後の夜でもあり、20歳前の学生もいましたが、ビール、ワインを注文してくれた。     ここからの眺めは素晴らしく、ベイブリッジ、そして、煌びやかに光を放っているダウンタウンのビル街を眺めなが    らの食事は、学生たちにとっても屹度、ある種の感動として記憶にとどめていてくれることだろう。     サンフランシスコの街は、この様に興味をそそられる街だ。     食事の後、ベイブリッジに、そしてダウンタウンの対岸からの夜景を観に行く。     サンフランシスコの夜景は、世界三大夜景の一つだそうだ。それは素晴らしい景色だった。     学生たちにとっても、この体験は、屹度、記憶の中に焼き付いてくれることだろう。     ゴールデンゲートブリッジを観覧後、宿泊ホテルに向かった。    ゴールデンゲートブリッジゴールデンゲートブリッジ     京調校から一人参加してくれた川内君は、「本当にこの研修旅行に参加して良かった」と言ってくれた。     明日、帰国となる。     また、いやな惰性の生活が始まるのかと思うとうんざりする。     しかし、今日は、そのことは考えないでおこう。     Menuへ    7.―帰国へ―     早朝一人でサンフランシスコで有名な市電に乗ってみた。     港の所からあまり遠くないところまで(遅れてしまっては困るので)しか乗れなかったが、良い思い出になった。     ちなみに、料金は、2.00$だった。     モーニングコール時間 8時30分     Baggage Down 9時30分 各自の部屋の前     チェックアウト 10時20分     それまでに、Chaarley'sで朝食を済ませておく。     13時30分に、UA-809便にて、関西国際空港へ。     12月25日(木) 18時15分関西国際空港に全員無事に到着後、解散。                          Menuへ

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